2004年6月いわさきちひろが暮らした大連、勃利を弁護士平山知子さんが同行する「いわさきちひろ没後30周年記念・中国の旅」が催行されました。
戦後、日本人が勃利を訪問したことがありませんので、弁護士平山知子さん、「ちひろ美術館安曇野」の竹迫祐子さん、富士国際旅行社の高野五郎さんが先行調査をしました。現在は中国東北地方も鉄道網が敷設されていますが、当時は、哈爾浜市から七台河市勃利までは長時間のバス旅でした。黒竜江省中国国際旅行社日本部長だった房若林さんは、参加者の中に高齢者がいるからと、看護師張立君さんが同行するように配置してくれました。
勃利がある七台河市の人民政府外事弁公室の方々が懇切丁寧な対応をしてくれました。
バスで勃利駅に到着しました。
満蒙開拓団勃利女子訓練所跡
勃利の人たちは、初めて見る日本人に怪訝な顔をしたりしていましたが、訪問目的を知ってからは親しく交流しました。
満蒙開拓団の悲劇の一つである「麻山事件」の現場で献花をしました。更に遠いジャムスで姉と別れ別れになった方は、同じ満州の土だからと袋に詰めていました。
方正の日本人公募で献花しました。
哈爾浜市のホテルで
小俣佐夫郎さん
松花江の夕日
中国ダークツアーの企画案を富士国際旅行社社長太田正一氏に提案
平山知子著「若きちひろへの旅」で訪ねる中国東北部「若きちひろの旅」vol.1
(続く)