【お知らせ】
第1回ビデオ学習会
日時 2011年3月26日(土)
午後1時開場 1時半~5時
シリーズ
「映像証言に探る731部隊」日本は日中戦争中、中国各地でペスト菌やコレラ菌などを用いて細菌作戦を実行しました。多数の犠牲者が発生しました。しかし、日本政府は、戦後、アメリカと結託し、細菌戦の事実を隠蔽し、現在まで細菌戦の事実を全く認めていません。
映像に記録された証言から、731部隊・細菌戦問題を考えていきたいと思います。合計10回のシリーズ学習会を行います。第1回は1975年8月放送の映像です。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
【東京地裁は、1999年に731部隊の人体実験被害者の判決、また2002年8月に細菌戦被害者の判決で「ペスト菌やコレラ菌を使った細菌兵器を中国各地で実戦使用した」「細菌戦を実施した日本国にはハーグ陸戦条約第3条に基づく国家責任が成立した」と認定】
◇ビデオ解説と問題提起
「1975年放送当時から見た731部隊・細菌戦」
報告者 近藤昭二(ジャーナリスト)番組制作者の立場で、1975~1976年放送当時の731部隊・細菌戦の研究状況・背景を解説。
日本で初めて731部隊をとりあげたテレビ番組。 この番組中に登場した生前の731部隊幹部の証言。番組中の第2代隊長北野政次、第3部部長の江口豊潔、第4部部長の川島清、リケッチャ班班長の笠原四郎、細菌戦に参加した古都良雄らの証言・虚言を、これも初めて公開されるハバロフスク裁判の新資料や、「大東亜戦争陸軍衛生史」などを使って、詳細に検証する。資料代:500円
場所 中野区勤労福祉会館3階大会議室
▲住所:東京都中野区中野2丁目13-14 電話:03-3380-6946
▲地図:中野区勤労福祉会館
▲最寄駅:JR中野駅南口から4分(注)管理人は近藤昭二氏と共に「市民調査団」の一員として1991年8月に中国・北京の抗日戦争祈念館と哈爾浜の731部隊罪証陳列館を訪問し、被害者遺族との調査活動を行った。