番組のご案内です。
19日(金曜日)、20日(土曜日) NHKスペシャル「戦後70年ニッポンの肖像」を放送します。
第1回は、番組後半で河野談話、村山談話、そしてアジア女性基金を中心にいわゆる従軍慰安婦の問題を取材。
第2回は、尖閣諸島をめぐるニクソン・キッシンジャーの秘密録音、新証言を取材。
今日的な意義のあるテーマかと思います。是非、ご覧ください。
NHKスペシャル 戦後70年 ニッポンの肖像 世界の中で
第1回 信頼回復への道
6月19日(金)22時~
再放送24日(23日深夜)午前0時20分~
1951年サンフランシスコ講和会議で国際社会に復帰した日本。戦争で被害を与えた国々との信頼回復はどのように実現したのか。
アジア外交を積極的に進めた岸信介首相は、インドネシアではスカルノ大統領とのトップ会談で賠償協定に調印。役務賠償によってインフラを整備し、日本経済はアジア市場に進出をはじめる。日韓会談は14年の歳月を要したが、岸とパク・チョンヒ大統領が会談、1965年の日韓基本条約は経済協力という形で決着。これによって韓国はハンガン(漢江)の奇跡と呼ばれる経済成長の足がかりを得た。日本はこの条約で請求権の問題は解決済みとした。
80年代に入り、アジア諸国で民主化が進むと、個人補償を求める声が高まったが、日本は、河野談話、村山談話や「アジア女性基金」によって謝罪と償いを行った。特にオランダでは、平和友好交流事業が受け入れられていく。
信頼回復への道を最新の資料と証言で明らかにする。
キャスター柳澤秀夫、司会三宅民夫・首藤奈知子、語り伊東敏恵
ディレクター 浜田裕造・古屋敷将司
NHKスペシャル 戦後70年 ニッポンの肖像 世界の中で
第2回 冷戦 日本の選択
6月20日(土)21時~
再放送6月25日木曜午前2時15分(24日水曜深夜)
冷戦の時代、日本は沖縄返還と日中国交正常化という外交課題を達成した。しかし、1971年頭越しの米中和解という外交的試練を受ける。
この時期、尖閣諸島をめぐって米、台湾の水面下の交渉があった。近年発見されたホワイトハウスの秘密録音から繊維交渉も絡んだ舞台裏を追跡する。
その後、田中角栄と共に日中国交正常化につとめた大平正芳。改革開放政策を進める小平の中国に、円借款事業を推進。
日中平和友好条約締結後、日本は中国への経済援助を続け、アジアの経済発展の時代を迎える。
冷戦下、米中のはざまで模索を続けた日本外交の姿を見つめる。
出演 毛里和子(早稲田大学名誉教授)増田弘(東洋英和女学院大学教授)
司会 三宅民夫・首藤奈知子、語り伊東敏恵
ディレクター 田容承・梅原勇樹
19日(金曜日)、20日(土曜日) NHKスペシャル「戦後70年ニッポンの肖像」を放送します。
第1回は、番組後半で河野談話、村山談話、そしてアジア女性基金を中心にいわゆる従軍慰安婦の問題を取材。
第2回は、尖閣諸島をめぐるニクソン・キッシンジャーの秘密録音、新証言を取材。
今日的な意義のあるテーマかと思います。是非、ご覧ください。
NHKスペシャル 戦後70年 ニッポンの肖像 世界の中で
第1回 信頼回復への道
6月19日(金)22時~
再放送24日(23日深夜)午前0時20分~
1951年サンフランシスコ講和会議で国際社会に復帰した日本。戦争で被害を与えた国々との信頼回復はどのように実現したのか。
アジア外交を積極的に進めた岸信介首相は、インドネシアではスカルノ大統領とのトップ会談で賠償協定に調印。役務賠償によってインフラを整備し、日本経済はアジア市場に進出をはじめる。日韓会談は14年の歳月を要したが、岸とパク・チョンヒ大統領が会談、1965年の日韓基本条約は経済協力という形で決着。これによって韓国はハンガン(漢江)の奇跡と呼ばれる経済成長の足がかりを得た。日本はこの条約で請求権の問題は解決済みとした。
80年代に入り、アジア諸国で民主化が進むと、個人補償を求める声が高まったが、日本は、河野談話、村山談話や「アジア女性基金」によって謝罪と償いを行った。特にオランダでは、平和友好交流事業が受け入れられていく。
信頼回復への道を最新の資料と証言で明らかにする。
キャスター柳澤秀夫、司会三宅民夫・首藤奈知子、語り伊東敏恵
ディレクター 浜田裕造・古屋敷将司
NHKスペシャル 戦後70年 ニッポンの肖像 世界の中で
第2回 冷戦 日本の選択
6月20日(土)21時~
再放送6月25日木曜午前2時15分(24日水曜深夜)
冷戦の時代、日本は沖縄返還と日中国交正常化という外交課題を達成した。しかし、1971年頭越しの米中和解という外交的試練を受ける。
この時期、尖閣諸島をめぐって米、台湾の水面下の交渉があった。近年発見されたホワイトハウスの秘密録音から繊維交渉も絡んだ舞台裏を追跡する。
その後、田中角栄と共に日中国交正常化につとめた大平正芳。改革開放政策を進める小平の中国に、円借款事業を推進。
日中平和友好条約締結後、日本は中国への経済援助を続け、アジアの経済発展の時代を迎える。
冷戦下、米中のはざまで模索を続けた日本外交の姿を見つめる。
出演 毛里和子(早稲田大学名誉教授)増田弘(東洋英和女学院大学教授)
司会 三宅民夫・首藤奈知子、語り伊東敏恵
ディレクター 田容承・梅原勇樹