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圧巻・見もの聞き物!の「沖縄全戦没者追悼式」琉球大学名誉教授・高嶋伸欣

2015年06月24日 | 憲法・平和・人権・防衛
下記は琉球大学名誉教授・高嶋伸欣さんから送られてきたメールです。(転載)

-----Original Message-----
From: Michi Takashima
Sent: Tuesday, June 23, 2015 10:51 PM
Subject: Fw: [rml 48200] >圧巻・見もの聞き物!の「沖縄全戦没者追悼式」

全国の皆さま 高嶋伸欣です

先ほど、沖縄本島・摩文仁の丘で開催された沖縄県主催の「戦後70年 沖縄戦全戦没者追悼式」から戻りました。

毎年6月23日の「沖縄慰霊の日」には沖縄にいて、「追悼式」にも参加するようにしてきましたが、今年は翁長知事が登場してオール沖縄の立場で辺野古移設に反対を表明していることと、そこへ安部首相が針のムシロに座ることを覚悟で出席するとどうなるのかということで、特に注目していました。

結果は、翁長知事による「平和宣言」ではたびたび拍手によって知事の言葉がさえぎられ、予想通りでした。
そして最後には万雷の拍手でした。知事が発言席から自席に戻っても拍手は鳴り止みませんでした。これまでにこうしたことはありませんでした。 次の「平和の詩」の朗読でも盛大な拍手でした。<オール沖縄>に県民の心が一致していることが見事に示されたできごとで、圧巻的でした。

これと対照的だったのが安部首相の「来賓挨拶」でした。刺すような視線だけでなく、名指しこそなかったものの知事などによる安部政権批判が次々展開され、万雷の拍手が続く様子に度を失ったかのように、原稿を読む声が上ずり、切れ目切れ目に異常にに力みが込められ、呼吸を整えながらようやくしゃべり続けているという様子が明白で、到底なめらかな挨拶にはほど遠いものでした。 安部首相のこれほど狼狽した様子はこれまで見たり聞いたりしたことが、私の場合はありません。

この<見もの聞き物>の様子を、全国の皆さん、是非ともTVの画面と音声で確かめてみて下さい。NHKはどこまで狼狽の様子を画面にだすか? という点も注目したいところです。民放各局の報道ぶりも比較してみて下さい。
全国紙の場合、夕刊のある『読売』はどのように伝えているでしょうか?『朝日』や『毎日』は? 『産経』は東京本社版に夕刊がなく、大阪本社版だけですが、うでしょうか? 『東京』は夕刊があります。沖縄については県民の気持ちに最もよく寄り添っているのは『東京』だと言われています。 以上、あくま個人的な感想で、少し不真面目な表現に見えるかもしれませんが、正直な感想です。
今夜のTV画面に注目してみて下さい。 転載・拡散は自由です


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