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世田谷区本庁舎公開プレゼンテーションが成城ホールで10時から始まった

2017年09月18日 | 世田谷日誌

世田谷区本庁舎等整備基本設計業務委託公募型プロポーザルにおける公開プレゼンテーション及びヒアリングが、午前10時から午後5時30分まで世田谷区成城ホールで行われています。

業務の取組方針及び6つの提案テーマに対する提案内容について提案者が説明した後、審査委員によるヒアリングを行います。
下記のタイムスケジュールでプレゼンテーションを20分、ヒアリングを30分実施。
 
10時
開会・挨拶
提案者
(1)10時20分
A案 株式会社 佐藤総合計画

(2)11時20分
B案 kwhg+安井設計共同体

(3)13時10分
C案 梓設計・坂茂建築設計共同企業体

(4)14時10分
D案 株式会社 久米設計

(5)15時25分
E案 環境デザイン・綜企画グループJV設計共同体

(6)16時25分
F案 RIA・隈研吾設計共同企業体

 
17時30分
閉会
6つの提案テーマ
(1)各機能の関係性を考慮した分かりやすく、利用しやすい配置計画について
(2)災害対策機能を備えた庁舎等計画について
(3)柔軟かつ効率的な執務空間の計画について
(4)高い環境性能を備えた庁舎等計画について
(5)現庁舎等の空間特質の継承ついて
(6)工期短縮、業務継続を踏まえた施工計画ならびに事業費を抑制する建築計画について
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管理人は、昨年9月に「基本構想」案が発表されてから、JIA世田谷地域会の方々と前川國男が設計した現庁舎と区民会館を保存と大規模リニューアルをする運動をしてきました。
しかし世田谷区議会の多数野党は、「情緒的だ」「感傷的だ」と全面改築を叫び続けてきました。一方、保坂展人区長自身は「空間的特質の継承」という抽象論で区民を誤魔化し、一部保存すればぐらいの曖昧な態度に終始してきました。
設計案の6案を、区役所や総合庁舎に設計等関係資料を閲覧してもらい、アンケートを受け付けることをしました。6案のパースと付属資料を並べても区民が理解することは難しいものでした。担当課の職員がいても、質問は受け付けない、解説もしないでは、「民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず」の格言通りの「公開したという形式」だけのことでした。

管理人は「F案」が良いと思われますが、多分「C案」が優秀作品になるだろうと予測しています。
その理由のひとつとして、区役所職員が庁舎が分散していることは嫌がると思っています。新宿区役所も、本庁舎、第二分庁舎、第三分庁舎と別れていましたので、実際には不便を感じていました。
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追記
世田谷区は、本日(19日)「世田谷区本庁舎等整備基本設計業務委託公募型プロポーザル 二次提案書の公開について」を公式サイトにアップしました。
何故今日なのでしょうか。区民がこのようなパースや資料を以前からジックリと閲覧できれば理解がすすむと思われました。
一時が万事の汚いやり方に腹が立ちます。


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