『ハディド氏が首相に書簡=新国立建設費「資材費高騰が原因」』と報道があります。
2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設計画が白紙撤回となった問題で、原案デザインを手がけた女性建築家ザハ・ハディド氏の事務所は28日、ホームページに声明を出し、建設費膨張の原因は「東京の建設需要の増加や円安による輸入資材費高騰」だと反論した。その上で安倍晋三首相に協力する意向を伝えたと明らかにした。
声明は「建設費増加はデザインが原因ではない」との立場を改めて表明。「十分な競争がなく拙速に建設業者を選べば建設費高騰を招くと(日本側に)警告したが、聞き入れられなかった」と主張した。また、「デザインのやり直しは、根本的な問題解決につながらない」と強調した。
一方で、「安倍首相に書簡を送り、計画見直しを支援すると申し出た」と明らかにした。これに対し、菅義偉官房長官は29日午前の記者会見で、「(ハディド氏側から)書簡が届いていると聞いている。下村博文文部科学相、遠藤利明五輪担当相が対応を検討する」と述べた。(2015/07/29-12:52)
「東京の建設需要の増加や円安による輸入資材費高騰」だと反論していますが、1300億円が、3000億円になった原因なのかどうかは政府の「第三者委員会」が明らかにしてくれるでしょう。
管理人がJ、SCに情報開示請求をしている「2012年11月15日から年末まで、新宿区道に接続した二本のスカイブリッジ設計を変更した事由」をザハ氏が自ら日本国民に明らかにしてもらいたいと考えています。
さらに価格のみならず神宮の杜に適していないデザインそのものを日本国民は嫌っています。あの森喜朗元総理でさえ「生ガキのようなデザインは嫌いだよ」と言っていましたよ。