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見た。読んだ「半沢直樹」

2013年09月24日 | 絵画・音楽・文学・映画・演劇・テレビ

 「倍返し」が今年の流行語となると噂を呼んでいるTBSテレビドラマ「半沢直樹」を東京編から見始めた。
 脚本家と演出家が原作を上手く、テレビドラマにしている。東京編では伊勢島ホテルの専務を女性にしたり、入行同期の近藤とは大学時代は剣道部だったので、道場での稽古は男の友情が発露する原作には無い、大事なシチュエーションにしてある。
 最終回のエンドシーンの後に「金融庁検査の場面はフィクションです」と言い訳の文字が流れたが、銀行や保険会社が金融庁関東財務局検査に見かっては拙い書類を「疎開」することはあり得ることだと考えている。管理人が係わっている「三井住友海上と東芝ファイナンス」問題と「三井住友ファイナンス&リースと三っの生命保険会社」問題では、法令違反がばれないように「疎開」が行われていたのではないかとこのドラマを見ていた。
ドラマに注文を付けるとしたならば、原作356頁にある
「黒崎(金融庁主任検査官)の検査態度については、頭取名で金融庁に意見書を提出するらしい」
渡真利がいった。それは半沢も聞いている。だからといって金融庁検査が変わるわけでもあるまいが、行動しなければ変化は望めない。

 この台詞は入れて欲しかった。金融行政と金融界の緊張がある正常な関係を国民は望んでいるからである。

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