航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が、新型コロナウイルスに対応する医療従事者などに、感謝と敬意を示すためとして29日午後、東京都心の上空を飛行した。蓮舫氏は、ブルーインパルスの飛行に「美しいと思います。SNS拡散、空を見上げて感動した方々も沢山。航空自衛隊のご努力にも感謝です」とツイートした。
共産党山添拓参議院議員は「ほのぼの温かという印象を与えます。しかし…私にはどうしても違和感が。」「医療従事者への敬意と感謝は、政治でこそ示すべきです。」とFacebookに投稿しました。
飛行当日に航空自衛隊は広報しました。ブルーインパルスはTー4二人乗り練習機ですが、れっきとした仮想敵国戦闘機との空中戦の演習です。「FNNニュース」を観ると、世田谷区陸上自衛隊中央病院では、医師、看護師、職員が屋上で手を振り、拍手をしている情景がありました。同病院がある陸上自衛隊三宿駐屯地には、「陸上自衛隊衛生学校」、「衛生教導団」、「自衛隊中央病院」、「医学情報史料館・彰古館」「防衛省技術本部電子整備研究所」があります。旧陸軍軍医学校の沿革がある「戦地に於ける医師の養成」と「戦場に於ける医療の実践教育」をしています。救急救命の「トリアージ」は旧陸軍軍医学校が発案しました。【注】「彰古館」には「石井式濾過器」や「広島原爆治療記録」など旧陸軍軍医学校時代の貴重な史資料が展示してありますので見学されることを推奨します。
河野太郎防衛大臣が、防衛省A棟の屋上からブルーインパルスを見ている画像がありますので解説をいたします。
ザ・センター東京から俯瞰(2009年3月28日管理人の友人が撮影)
新型コロナウイルスに対応する医療従事者などに、感謝と敬意を示す手段は如何様にも考えられます。医療従事者全員のPCR検査、医療器具と防護セット、従事者と家族への給付金支給などです。晴れた空を戦闘機ではなく、飛行船が飛んだら心が安らぐと思いますが。
(了)
陸自内で一時期食糧を司っていた伯父上曰く、食糧扱う部署には贈答品が集まりやすい、と。
危機的状況になれば、食べ物の力が強くなるからこその贈答品(海外では、食べ物不足のせいに軍隊の叛乱が起きた事もあるそうで……)。
医療従事者も自衛隊隊員も、同じ人。
飛行機のスモークよりも、スモークサーモンの方が、医療従事者たちに歓迎され、その心と票を掴めるただろう。