4月20日の朝日新聞の記事に「皇族数確保 政府案を容認 自民党方針 与野党で協議へ」がありました。
そこには「女性天皇・女系天皇を認めるべきだ」という日本共産党の対応がありました。
日本共産党の政策「天皇の制度」
『日本の憲法のこの特質を、「いろいろな歴史的な事情から、天皇制が形を 変えて存続したが、そのもとで、国民主権の原則を日本独特の形で政治制度に具体化した」と記述しました。この特殊性を事実に沿ってリアルにとらえることが 重要であります。』
>いろいろな歴史的な事情から、天皇制が形を 変えて存続した<と曖昧な表現をしていますが、マッカーサー元帥による日本統治の基本があったと指摘しないのでしょうか。
「代替わり」については「一人の方に、どんなに高齢になっても仕事を続ける」からと賛成しましたが、憲法第5条には「摂政は、天皇の名でその国事に関する行為を行ふ」と規定されているのですから、摂政を置けば良いことです。
「新天皇即位の賀詞と、天皇の制度について 記者会見での志位委員長の一問一答」では、『憲法上の制度である以上、「その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべき」だと述べているわけですから、綱領のこの規定は、「私たちの立場はこうです」――つまり将来的にこの制度の存廃が問題になったときには、そういう立場に立ちますと表明していますが、同時に、わが党として、この問題で、たとえば運動を起こしたりするというものではないということです。』と発言していますが、象徴天皇制を廃止する「国民の総意」を啓発していくことが革新政党の役割だと考えています。
(了)