産経ニュースは次のように報道した。
『浜田靖一防衛相は6日、北朝鮮の長距離弾道ミサイルが日本領域に落下する場合の迎撃に備えるため自衛隊に出していた破壊措置命令を解除した。
北朝鮮は5日に長距離弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体1発を発射したが、日本に被害はなかった。政府はその後、発射の動きがないことなどを踏まえ、10日までとしていた破壊措置命令の期限を待たずに終結した。
岩手、秋田両県や、東京・市谷の防衛省などに配備された地対空誘導弾PAC3も順次撤収する。』http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090406/plc0904061535010-n1.htm
市ヶ谷台への配備については今朝の東京新聞一面の「解説」記事で、編集委員の半田滋氏は「何故都心にPAC3を配備したのか。迎撃した場合の危険が住民に説明がなされていない」と政府の態度を批判している。
防衛省グランドの西側マンション「ザ・センター東京」から撮影した画像を拡大をしてみると、煙をよけるために設置をしている柵は地面の上に置かれているだけのようである。防衛省公式サイトにあるペトリオット発射時の写真にあるように発射台はもの凄い爆風であり、こんな柵は簡単に吹っ飛んでしまうであろう。http://www.mod.go.jp/j/library/bmd/index.html
今回の都心配備についての問題点を今後、掘り下げてみたい。