近所の特定郵便局フロアーに、お歳暮やお中元カタログ、ふるさと小包のカタログが置いてあるが、最近は「アパ社長カレー」のチラシが棚に置いてあるのが気になっていた。コロナ過対策で窓口に貼られたビニールシートに「アパ社長カレー」チラシを「郵便」と「ゆうちょ銀行」の窓口毎に貼りだした。世田谷区成城郵便局に電話で聞いたところ、2018年10月17日から局内の特定郵便局で販売するようになったそうである。日本郵便「ネットショップ」も、「ふるさと小包」のカタログの「カレー」にも「アパ社長カレー」は掲載されていない。
いくら民営化したと言っても、公益性が求められる郵政事業であり、「アパ社長カレー」という特定の思想を持った企業の商品を販売すべきではない。
日本郵便株式会社は、郵政民営化法、郵便局法、郵便切手類販売所等に関する法律に基づく公共事業の性格をもった特殊な民間企業である。
一方、アパグループ社長外谷外志雄氏は勝兵塾を運営し、アパ日本再興財団は「真の近現代史観懸賞論文」を募集し、第一回藤志最優秀賞は第29代航空幕僚長田母神俊雄氏の「日本は侵略国家であったのか」であった。元谷氏の妻APPホテル社長元谷芙美子氏の著作物があり、アパホテルの客室には、グループ代表の元谷外志雄氏が藤誠志の名義で刊行した書籍である「本当の日本の歴史『理論近現代史学II』」が備え付けられている。この書籍には、日本軍が日中戦争下に於いて行った南京事件を否定する内容である。
「南京事件」については、日本政府（外務省）も「日本政府としては、日本軍の南京入城（1937年）後、非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できないと考えています。」とハッキリと公式見解を示しているのである。
近日中に日本郵便（株）の社長宛に要望書を提出する予定である。
2009年8月15日靖国神社参道。英霊にこたえる会・日本会議共催「第23回戦没者追悼中央国民集会」で記念講演をする田母神俊雄氏
遊就館売店の特設売り場
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