「桜を見る会前夜祭のニューオータニは法令遵守を」青南監査法人と日本公認会計士協会宛に要望書を郵送

管理人は、青南監査法人公認会計士大野木猛氏と公認会計士鈴木大輔氏並びに日本公認会計士協会宛に下記の要望書を郵送しました。
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青南監査法人
代表社員 　　 公認会計士 大野木　猛殿
業務執行社員 公認会計士 鈴木　大輔殿
2019年11月29日
新宿区議会議員待遇者会会員　長谷川　順一
株式会社ニュー・オータニの法令遵守（コンプライアンス）に関する要望
【要旨】
株式会社ニュー・オータニが経営するホテルニューオータニ東京に於て開催された「安倍晋三後援会主催桜を見る会前夜祭」の会費問題が国会で取り上げられています。同社の会計監査を担当する貴監査法人として法令遵守（コンプライアンス）について、年度監査を待たずに厳しく指導してください。
【理由】
「旅館業法」は、旅館業の業務の適正な運営を確保すること等により、旅館業の健全な発達を図るとともに、公衆衛生及び国民生活の向上に寄与することを目的としています。更に「公認会計士法」は、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを使命としています。
郷原信郎（郷原総合コンプライアンス法律事務所　代表弁護士）氏は、SNS上で同社は贈収賄の疑いがあると指摘しています。
『翌11月19日朝に、私が出した記事【最終盤を迎えた「桜を見る会」安倍首相“詰将棋”、「決定的な一手」は】では、安倍首相が、ホテルニューオータニ側に便宜を図ってもらったような説明をすると、ホテルニューオータニが、安倍首相の職務権限による「何らかの見返り」を期待する関係にあった疑いが生じると指摘した。実際に、安倍首相が長を務める内閣府は、皇位継承に関連する行事に関して、都内の有名ホテルに多額の発注を行っており、ホテルニューオータニも、今年10月23日に、約１億7000万円の予算で開催された内閣総理大臣夫妻晩餐会を内閣府から受注し、「桜を見る会」前夜祭と同じ「鶴の間」で晩餐会が開催されている。
ホテル側が、前夜祭の夕食パーティーで、参加していた安倍首相夫妻や事務所関係者から徴収すべき参加費を徴収しなかったとすると「利益の供与」であり、それは、安倍首相とホテルニューオータニとの「癒着・腐敗」の疑い、極端に言えば、贈収賄の疑いさえ生じさせることになる。』
よって同社の会計監査を担当する貴監査法人は、法令遵守（コンプライアンス）について、年度監査を待たずに厳しく指導してください。
以上

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日本公認会計士協会御中
2019年11月29日
新宿区議会議員待遇者会会員　長谷川　順一
株式会社ニュー・オータニの法令遵守（コンプライアンス）に関する要望
【要旨】
株式会社ニュー・オータニが経営するホテルニューオータニ東京に於て開催された「安倍晋三後援会主催桜を見る会前夜祭」の会費問題が国会で取り上げられています。同社の会計監査を担当する青南監査法人代表社員公認会計士大野木猛氏並びに業務執行社員公認会計士鈴木大輔氏が法令遵守（コンプライアンス）について、年度監査を待たずに厳しく指導するよう、貴協会から助言して頂くよう要望いたします。
【理由】
「旅館業法」は、旅館業の業務の適正な運営を確保すること等により、旅館業の健全な発達を図るとともに、公衆衛生及び国民生活の向上に寄与することを目的としています。更に「公認会計士法」は、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを使命としています。
郷原信郎（郷原総合コンプライアンス法律事務所　代表弁護士）氏は、SNS上で同社は　贈収賄の疑いがあると指摘しています。
『翌11月19日朝に、私が出した記事【最終盤を迎えた「桜を見る会」安倍首相“詰将棋”、「決定的な一手」は】では、安倍首相が、ホテルニューオータニ側に便宜を図ってもらったような説明をすると、ホテルニューオータニが、安倍首相の職務権限による「何らかの見返り」を期待する関係にあった疑いが生じると指摘した。実際に、安倍首相が長を務める内閣府は、皇位継承に関連する行事に関して、都内の有名ホテルに多額の発注を行っており、ホテルニューオータニも、今年10月23日に、約１億7000万円の予算で開催された内閣総理大臣夫妻晩餐会を内閣府から受注し、「桜を見る会」前夜祭と同じ「鶴の間」で晩餐会が開催されている。
ホテル側が、前夜祭の夕食パーティーで、参加していた安倍首相夫妻や事務所関係者から徴収すべき参加費を徴収しなかったとすると「利益の供与」であり、それは、安倍首相とホテルニューオータニとの「癒着・腐敗」の疑い、極端に言えば、贈収賄の疑いさえ生じさせることになる。』
よって同社の会計監査を担当する青南監査法人は、法令遵守（コンプライアンス）について、年度監査を待たずに厳しく指導するよう、貴協会から助言して頂くよう要望いたします。
以上
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＜追記＞
「写し」を（株）ニュー・オータニ宛てにも郵送しておきます。
同社の株主総会は、従来通りでしたら「異議なーし！」、「議長　議事進行ー！」と総会屋が叫んで終了しましたが、来年はマスメディアの取材もありますので、そうは問屋が卸しません。
カテゴリーに「桜を見る会」を追加します。
＜追記2＞
元帝国ホテルのシェフに尋ねましたら、帝国ホテルでも他の一流ホテルでも、客に合わせた価格でやっていると言ってました。やはり司直による捜査が必要になりますが、今の地検は動かないでしょう。監査法人への要望は一つの手段だと思いました。
（了）