葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

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日本軍毒ガス戦を支えた民間軍需企業

2013年12月23日 | 化学兵器問題

遺棄毒ガス問題を研究されている北宏一郎さんが「日本軍毒ガス戦を支えた民間軍需企業」をテーマに講演をします。

神栖町(現神栖市)で住民たちの「井戸水からの毒ガス被害」が起きたとき、管理人も「毒ガス被害者をサポートする会」事務局長だったので、新宿区百人町の陸軍第六技術研究所跡地にあるクレハ(呉羽化学)の社史から、いわき工場もやはり戦前は軍需工場だったことを調べた。

靖国神社遊就館展示室に「第一次世界大戦」のパネルがある。そこに「近代兵器」として「戦車」「飛行機」「潜水艦」そして「毒ガス」の写真がある。「産業革命以降、窒素や硫酸などの化学薬品が大量生産されたことによって毒ガスが研究開発され、毒ガス兵器となりました。大戦後、化学兵器禁止が国際条約で決められましたが、日本は秘密裏に生産し、中国戦線で国際法に違反して使用しました。敗戦時に遺棄してきたので現在も中国人の遺棄被害が出ています」と靖国ツアーガイドの時は説明をしてきた。遊就館はキチンと批判的に説明をすれば「戦争博物館」として活用できる。

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 化学兵器CAREみらい基金メールニュース
              2013/12/19  084号
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都内では冷たい小雨が降っています。今年も残す
ところ十日余りとなりました。みなさま、お忙し
い日々を送っていらしゃるかと思います。できる
だけ睡眠時間を確保し、元気に新年を迎えたいも
のです。

年明け、1月8日に開催予定の学習会(化学兵器被
害解決ネットワーク主催)の会場が決まりました
ので、ご案内いたします。どうぞお気軽にご参加
ください。前回の学習会の会場とは異なりますの
で、ご注意ください。

日時: 2014年1月8日(水) 18:30~(開場 18:00)
場所: 文京区民センター 3階 3D会議室  
(文京シビックセンターではありません。)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_kumincenter.html
テーマ: 日本軍毒ガス戦を支えた民間軍需企業
     ~三井三池染料=三井東圧~
講師: 北宏一朗氏
   (ジャーナリスト・毒ガス問題研究会)
資料代: 500円

「旧日本軍が毒ガス兵器を作るときに,たくさん
の民間企業が関わってきましたが,毒ガス兵器作
製への民間企業の関わりは歴史の闇の中に封じ込
められてきました。そして,民間軍需企業は戦後
も存続し,化学物質による公害を市民にもたらし
てきました。民間企業の毒ガス兵器への関わりと,
戦前から続く加害の構造について,長年毒ガス問
題を研究してきた北宏一朗さんが初心者にもわか
りやすく解説します。」
(遺棄毒ガス問題ポータルサイトより)
http://cweapon.sakura.ne.jp/mt/2013/12/post-82.html
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 化学兵器CAREみらい基金メールニュース
 発行:化学兵器CAREみらい基金 事務局
 お問い合わせ・配信中止連絡先:
  info☆care-mirai.net
 (☆を@に直してください。)
 ブログ: http://blog.care-mirai.net/
 ご寄付振込先:ゆうちょ銀行 00190-6-261332
 口座名義:化学兵器CAREみらい基金
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