またまた、住宅地を歩いて向かうが、迷う・・・家の前で車を洗っている人に聞く・・・「ここをさがって十字路を右に行くとありますよ」と親切に教えてもらう・・・
町内案内?・・・わかんない・・・
しかし、行ったり来たりでなかなか見つからない。ようやく赤い奉納旗と巡礼の人を見つける安心・・・
奉納旗の先に住宅地に囲まれ、石垣の上に観音堂が・・・石垣の下には鐘楼が・・・
住宅地の札所前風景・・・
札所十七番実正山・定林寺 御詠歌・あらましを思ひ定めし林寺かねききあへづゆめぞさめける 到着。石段の前で一礼して、まず、鐘をついて、石段上の観音堂で勤行・・・
ここの梵鐘は百観音(西国・坂東・秩父)のご本尊が浮き彫りされ各札所の御詠歌が刻まれている。埼玉県の重要美術品にも指定されている・・・
鐘楼の梵鐘・・・観音様が浮き彫りに・・・
また、観音堂の欄間の彫刻と千社札の取り合わせもなかなか良い。幕は葵の紋・・・ちなみに、秩父三十三観音時代は札所一番だった。
定林寺観音堂
納経を済ませ赤いちゃんちゃんこを着た地蔵様に一礼して次の札所十八番へ・・・
赤いちゃんちゃんこの地蔵さん・・・
札所十八番へは国道140号線を20分くらい歩くと右側に唐破風の彫刻が素晴らしい観音堂が見えてくる。
札所十八番 白道山・神門寺(ごうどじ)御詠歌・ただための六則ともに大悲をば神門にたちてたすけたまえる
神門寺観音堂・・・
国道沿いの一画に時代が変わったようにたたずんでいる。勤行を終え納経所で納経を済ませお茶をいただく。
ここの納経所は巡礼の品物がいっぱい並んでいた。特に目を引いたのが、西国・坂東・秩父の百観音の御朱印の掛け軸・・・
ほしいと思いながらも自分で歩いて作るのが自分の流儀・・・四国もそうしたのだから…思い直す。ちなみに、30万くらいと言ったら「うぅー」と言っていた。楽しく話しながら入り口で一礼し次の札所へ
また国道をしばし歩く、スーパーベルクの脇にあるガスト(今はユニクロ)とG/Sの間の路地を入り、踏切を渡って裏路地を通り表の道に出る・・・
が、今度は、坂を下がらなければならないのだが下がる道がわからない・・・聞く人もいなく、また行ったり来たり・・・
ようやくけもの道みたいな細いところを下って幼稚園の前を通り、札所十九番・飛渕山・龍石寺到着。観音堂は大きな岩盤の上に立っている 御詠歌・あめつちを動かすほどの龍石寺まいる人には利生あるべし
龍石寺観音堂・・・
勤行を済ませ、脇にある納経所へ12時に5分前セーフ・・・いなくなっちゃう?・・・観音堂は札所中最古の建造物、また観音堂としては間口奥行7間半、堂々としている。
納経所にジャンボタクシーの団体さんが・・・先達と思われる女性に・・・「先達さんですか、」と聞いたら、「そうです。」とのこと。
頼んで、秩父観音霊場の勤行を見せてもらう。開経偈・懺悔文・般若心経・観音経少々(?)・回向文、最後は先達さん曰く・・・南無大師でなくここは南無観世音菩薩ですよ・・・なぜ南無大師になるのかなー、などと言っていました・・・自分も最初は南無大師・・・いろいろ話して…名刺をいただく・・・
先達さんは、秩父先達会会長(公認先達)川田恵子さんでした。やはり声を出して観音様の前での勤行はいいですね・・・分かれ際、「今度、喜多方にラーメン食べに行きますよ」「いつでも来てください」・・・一期一会の別れ…南無大師・・・ちがう・・・南無観世音菩薩・合掌。
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