福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

積雪、LPレコード超え

2014-02-14 23:19:11 | コーラス、オーケストラ
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我が家の積雪、とうとう33センチメートルを超えてしまいました。直径30センチメートルのLPレコードが埋まってしまう、というのは脅威です。

最大の心配は、明日の天気。
激しい暴風雨とも予報されていますが、ヴォイス2001のレッスンにはどうしても行きたいものです。

明日の天候少しでも穏やかでありますように!

 

雪の日に「マタイ」を観る

2014-02-14 17:53:42 | レコード、オーディオ
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本日は大雪のため急遽在宅となり、未開封のままだったラトル&ベルリン・フィルの「マタイ受難曲」Blu-rayディスクを鑑賞。2010年のシアターピース的な上演のライヴだ。演出は、ピーター・セラーズ。

ラトルについては、2006年12月、アン・デア・ウィーン劇場で聴いたウィーン・フィルとのモーツァルト三大交響曲の余りの酷さに「二度と聴くまい」と誓ったものだが、ただの一度で全否定するのも良くない、と思い直すとともに、自らの「マタイ受難曲」理解を深めるために。

これは、色々考えさせられる上演だ。
簡単に書くわけにはいかないので、詳しくは機会を改めたいが、ただひとつ述べておくなら、「エロス」である。バッハの宗教音楽から、このような官能美を引き出せることができるとは、大きな発見だ。それを成し遂げたラトルとセラーズには恐れ入った次第。

 

真夜中の衝動

2014-02-14 02:28:48 | 日記
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夜も更けたし、ゆったり湯舟に浸かって安眠しようと企てていたのに、俄かに芸術家の衝動?が沸き起こり、浴室の床、壁、蓋、鏡、椅子などを懸命に磨き始めていた。
深夜2時を回ろうという時刻に、何なのだろう? この止むに止まれぬ衝動は(笑)。お蔭で我が家の風呂場はピカピカだ。

床をゴシゴシ泡だてながら、桐朋学園大に於ける音楽批評の講義で、遠山一行先生が「ステージの上で、急に《佐渡おけさ》を歌いたくなった時、それを歌うことは音楽家として許されるのか?」などと学生たちに問うていたことを、何故だか思い出していた。