岡山の夜は更ける 2014-02-24 01:01:47 | 日記 常宿は西口。岡山では開けていない側で、市電も走らず繁華街もなく、明治以来の古い商店街が横たわるばかりで、部屋から見下ろす夜景も物足りないくらい大人しい。 しかし、テレビもつけず、部屋の明かりを落として、心静かに眺めるのも悪くない。明かりの数だけの生活があり、人生がある。そして、ひとつ、ふたつと消えては、明日生きるための眠りに落ちてゆく。 今宵は、閉会式の華やかな賑わいよりも、静寂を選ぶこととしよう。この当たり前の繰り返しが、いつまでも当たり前であることを願いながら。