福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

コルトレーンを聴け! と呼ぶ声あり

2015-07-10 22:44:13 | レコード、オーディオ



ジャスには疎い。
少し前まで何を聴いても同じに聴こえたものだ。
即興演奏は凄いと思うけれど、どれもパターンが似ていて、ベートーヴェンの緻密さには敵うまい、とは今でも思う。
もっとも、ジャズ愛好家からすれば、ブルックナーの交響曲だってどれも同じに聴こえるに違いないから、お互い様だ。
それでも、時々マイルス・デイヴィスを聴くのは中山康樹が「マイルスを聴け!」と言ったからに他ならない(笑)。

ところで、今日、ボクがジョン・コルトレーンを聴いたのは、米CLASSIC RECORDS社による復刻レコードと出会ってしまったからだ。他に何ひとつ理由はない。同社のアンセルメ指揮のロイヤル・バレエ・ガラ復刻盤の超弩級の音に衝撃を受けてからは、ジャンルを問わず、この45回転片面プレス透明盤によるシリーズ(赤箱)を収集することに決めたのである。急いで集めるにはワケがある。米CLASSIC RECORDS社は、もう解散してしまっているので、日に日に市場から消えてゆく、或いは価格が高騰していくのだ。そのふたつとの追いかけっこである。

というわけで、コルトレーンについては、恥ずかしながら、まだウィキペディア程度の知識しかないのだが、何の先入観もないままに針を降ろしたこのアルバムには心奪われた。この演奏を批評することはおろか、自分の心の動きすら説明する力は今のボクにはないけれど、徐々に認識を深めていきたいと思う。

因みに、下の写真。
レコード盤にコルトレーンの透かしが入っているわけではなく、盤をジャケットの上に置いて撮影したまでのことである。

<John Coltrane / Blue Train>

1. Blue Train
2. Moment's Notice
3. Locomotion
4. I'm Old Fashioned
5. Lazy Bird

JOHN COLTRANE: Tenor Saxophone
LEE MORGAN: Trumpet
CURTIS FULLER: Trombone
KENNY DREW: Piano
PAUL CHAMBERS: Bass
PHILLY JOE JONES: Drums



 

因みに、昔、こんな記事も書いていたのを思い出したので、リンクを貼っておく。ご参考までに。

http://blog.goo.ne.jp/akicicci/e/68d40fc7fb5ac76a5685866bfcd6dcc8

コメント (2)
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なんという暑さ

2015-07-10 16:05:39 | 日記


灼熱の日射し。
近隣は住宅地ゆえに高層の建造物がなく、最寄り駅までほぼ日影がない。
暑さに耐えかね、電線の影を選んで歩いてみたが、無益な足掻きであった。



その点、電柱の影は遮熱高層抜群(笑)。
しかし、それは余りにも束の間のオアシスなのであった。
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片付け ~ 無制限一本勝負

2015-07-10 12:13:21 | レコード、オーディオ

仕事部屋の片付けをしている。レコードやCDが床を埋め尽くしており、収拾のつかない状況なのだ。

今日1日でどうにもなる筈もないが、途方に暮れてばかりもおれず、目の前の何点かを仕分けては棚に戻したり、ダンボールに収めたりしている。

BGMは、いずれもアナログ盤で、ラトル&ベルリン・フィル、
およびハイティンク&コンセルトヘボウのシューマン交響曲全集、レイボヴィッツ&ロイヤル・フィルのベートーヴェン「1番」「7番」など。

ラトルのシューマンについては、いずれじっくり向き合うつもり。



時間を惜しみ、昼飯は中村屋のレトルトカレーに目玉焼きとキムチを添えるという乱暴なもの。普段は納豆を添えるのだが、たまたま切らしていたので、遊び心から。

悪くはないが、カレーの風味がキムチに負けてしまうのは惜しい。これからは納豆を切らさないようにしよう。

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