「水のいのち」本番の朝は、NMLにてシューリヒト&ウィーン・フィルによるベートーヴェン「1番」にて、心のお掃除。
50年代ウィーン・フィルの零れるような音の魅惑。改めて、胸に滲みる名演だなぁ。
学生時代は、キングレコードの廉価盤でよく聴いたものだ。ジャケット裏の解説は勿論、宇野先生。当時は遠い雲の上の人だった。
いまは英デッカ・オリジナルのレコードで聴くのだけれど、60年を越す古いレコードゆえ、コンディションが万全とは言い難く、滞在先でこういうスタイルで聴くのも悪くない。
しかし、このサイト。つづきの「2番」は音質がガクンと落ちる。マスターテープの劣化が激しかったのだろう。これはレコードで聴かなくては!
ソニーのBluetoothスピーカーも、宿で聴くにはまずまず。イヤホーンだと耳が疲れてしまうので、これは有り難い。ただ、真夜中は隣の部屋への遠慮でボリュームを上げられないのがもどかしくはある。
そうそう、音が籠もるから、ネットは外さないとね。