今宵は、大阪フィル会館にて、スラットキン先生によるバーンスタイン「チチェスター詩篇」レッスン。
「バーンスタイン先生がお亡くなりになったとき、わたしはニューヨーク・フィルハーモニックとともに居りました。そこで、我々は急遽プログラムを変更し、バーンスタイン先生の思い出に捧げることにしたのです。そのコンサートの最後に演奏したのが、この"チチェスター詩篇"であり、わたしにとって特別な作品なのです」
というお言葉で始まったレッスンは、穏やかな中にも、音楽の神髄に触れる瞬間に満ち、そのタクトは明晰で自信に溢れたもの。
これで良い演奏が出来なければ罰が当たります!
幸いにも、スラトキン先生の口からは「ビューティフル!」という言葉を何度も頂き、ご満足頂けたようです。いやぁ、ホッとしました。
今回、ヘブライ語の団内レッスンをしてくださったのは、セガンド・テナーの三浦竜一さん。この場を借りて、心からの労いと感謝の念をお送りします。
明日のオケ合わせが楽しみ!
カウンターテナーの藤木大地さんとの再会にも胸躍ります。
本番は、22日(金)19:00と23日(土) 15:00。フェスティバルホールにて。
演奏機会の稀なこの名曲、聴き逃す手はありません。