明鏡   

鏡のごとく

飛び石の夢

2009-09-04 09:05:04 | 夢詩
飛び石の夢

高校生くらいの修学旅行かなにかで
大きな池の飛び石を何人かで
固まりになりながら
順番に次の石に移っていた
順番待ちをしていた自分の横に
なぜかサラリーマン風の背広の人が
傘を持ってたっていて
この状態に不満を持っているような自分に対して

そんなにおこるなよ

と余裕の顏で諭していた
その人が先に飛び石に乗っていくと
人が数人のって詰まっている四つ、五つくらい先の石に辿り着く前に
なぜか足を滑らせて
のけぞりながら頭だけ池に突っ込むことになる
なぜか石はぐらつくようになっていたらしく
それを見て回りの人は気づかないのか
気づこうとしていないのかは分からなかったが
とりあえず
頭を突っ込んだまま
ぐったりとしそうだったので
あわてて池に入った
池は足がつくくらいの深さでなんとか水をかき分けながら
その人のずぶぬれの頭を抱き起こす
目をつむっている

あんな余裕なこといってるからこんなことになっているような

と内心思っている

それから大きな宿のようなところが先に見えたので
皆はそこにいこうとしている事に気づく
やはり列になって並んでいて
先は詰まっている
小学校からの友人で
別々の高校になってしまったが
一緒に高校から剣道を始めた友人が
久しぶりといいながらやってくる
しばらく
とりとめのない話をしていると
向こうの方で
あのサラリーマン風の人が溺れそうになったのは
髪の長いちょっとふくよかな人の責任と
その溺れかけた人らしき人が
三回たたくか突っついている
その髪の長い人は横座りをして顏を
こちらに向けようとせず
うなだれでその言葉に何もいえないらしく
じっと耐えている

彼らは親子だったのだ

と内心思っている

それから宿にたどり着くまえに
夜になって
雨がちらついているのに中に入れないで
からたちのそばでうずくまっている人たちがいた
引率の先生はいない
どうも胴着を来ている剣道の生徒らしく
一緒にみなのいる方へ行こうと声をかけ
そぞろあるく

宿の中に辿り着き
コの字型になったカウンターにすわって
皆が込み入っていてせかされるように
食事をしているのをみてうんざりする
角っこが空いたので座り
牛筋か何かを煮込んだものがおすすめらしく

大中小とありますが どれにしますか

といわれた 

込み入っていて落ち着かないし 
はやくすませるためにすくなめでいいと思う

ほの暗い講堂か教室のようなところに
学生服を着た人がたくさんいて
その中にぼさぼさがみの歌を歌う人がいた
その歌が聞いてみたいと思うが
いつの間にかみなといなくなってしまう

そうか
ここにきたのはこの為だったのかもしれないと思いつつ
何かまだやり残しているような気がして
自分は別のところを探しはじめるように動き出す
ところで目が覚めた