明鏡   

鏡のごとく

震災と円高と国連と

2012-01-18 08:43:35 | 日記
日本の半分が崩壊したかのような東日本大震災であった
いま日本はそこからなんとか立ち上がろうとしているが
半分失ったものをどこからささえていけばいいのか
というところで国民は病弊しきっている
政界は混乱し経済も失速しているといわれている中
日本としても打つ手がないように見える
それに追い討ちをかけるように
なぜか実態に合っていない円高で
もうけがでないとぼやく輸出業者であるが
国民の収入は減る一方で
内需拡大どころか現状維持も難しい
円高による利益還元もない
子どもの食べる菓子袋ひとつとっても
外国産原材料も使っているであろう菓子の値段は変わらないが中身は減らされ
外国産小麦も使っているであろうパンも小さくなるばかりだ
隣りの国は為替レートの恩恵で企業は丸儲けであるにもかかわらず
インフレで国民がツケを払わされていると言われているが
日本においても値段が変わらないだけで中身を減らされ
隠れインフレは進んでいる
儲けているのは円高還元していない輸入業者であろうということも考えられるが
そこは見えない

打つ手として
そこからすこしでもはいあがるためには
例えば国連に出資しているものを
自分の意に添わない国連決議で拠出を拒否している亜米利加と同じように
凍結する必要があると思われる
中東情勢の危機を煽られ
原油価格も引き上げられる始末であるし
円高のあおりを為替相場で受けている一方で
株は下げられている不可思議な世界の株式市場 
よほど日本国民が平和ぼけして
戦後情勢を鵜呑みにして
一部のもののプロパガンダを鵜呑みにして
たれながされ
利益を支え続けてきた国民であり
消費税をも羊のように大人しく出すという前提があるようだが
それは今の日本の状態では不可能であり
それを世界から突きつけられて簡単に鵜呑みにして
右往左往する政府も
今の日本国民の実情を鑑み
むちゃくちゃな消費税増税で
内から搾り取り国民を自殺に追いやることよりも先に
復興財源確保と病弊しきった国民の将来設計の手助けとして
今すぐやるべきことがある

とりあえず
国連において長年日本は国際貢献をしてきた
お金を出している財務系で力を発揮したと言えるが
自国が大変な時期にあるにもかかわらず
労力もかかりお金もかかる
PKO活動等でも少しずつ自衛隊支援援助を出している現状を鑑み
日本は金を出してさえいれば良いというような戦後を抜け出す為にも
円高傾向是正が達成でき
なおかつ
日本が震災復興できたと言えるようになるまで
国連に対する拠出の一時凍結(最低でも四年はいるであろう)
あるいは
最低でも国連拠出金が全世界の13パーセントを出しているとされる現状から
3パーセントほどまで下げることも考えるべきである
復興できた時点で
またそこから日本の実情に見合った貢献をすれば良いのであって
いまはそれが出来る状態ではないことを
心ある各国に理解を求めると同時に実行する時である
そして
日本が自国を立て直すことが
結果的に
世界経済にとっても世界の平和にとっても必要であるということに
理解を求めること