いまごろはちにまみれてはいたみからぬけだせないままてんじょうをみていた
きみがうまれるまえに
なんどもぐろてすくな陰口をのぞかれた
みせものではないが
そこからでてくる
きみをまっていたのだ
あたまがやわらかいねこげのきみは
たいばんをいのちづなにして
なかなかはらのなかからでてこなかった
いまはきみをうんだいたみはうすらいだが
ひとひとり陰口から出てくるのだから
その口はひらかれたまま
ちをながしつづけたのだ
あたまがでてきて
かたまでとおれば
おしだされるときがくる
ちのどうめいどころか
血判書どころか
我々はちをちであらいながしおしだされた命そのものなのだ
むすこよ むすめよ
いきれ
しぬまでまっとうにいきれ
みせものにするな
うまれたところをおろそかにするな
きみがうまれるまえに
なんどもぐろてすくな陰口をのぞかれた
みせものではないが
そこからでてくる
きみをまっていたのだ
あたまがやわらかいねこげのきみは
たいばんをいのちづなにして
なかなかはらのなかからでてこなかった
いまはきみをうんだいたみはうすらいだが
ひとひとり陰口から出てくるのだから
その口はひらかれたまま
ちをながしつづけたのだ
あたまがでてきて
かたまでとおれば
おしだされるときがくる
ちのどうめいどころか
血判書どころか
我々はちをちであらいながしおしだされた命そのものなのだ
むすこよ むすめよ
いきれ
しぬまでまっとうにいきれ
みせものにするな
うまれたところをおろそかにするな