明鏡   

鏡のごとく

川沿いの朝

2017-01-25 12:04:12 | 
川沿いを歩く朝から

川沿いの茅までもうすぐ一曲がり

鎌を手にして茅を刈り

赤い取っ手の千吉の鎌を手に入れ茅を刈り

かあさんとうさん歩いていく

向こうの方で

太陽を背にして影を見つめたり

詩を吟じたる人のおり

川の流れに沿うように

詩を吟じたる人のおり

茅にまみれて人のおり

赤い鎌にてあしを刈り

よしとするかや

川沿いの詩吟も流れし朝のことなり

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