たーじまはるのえ

たーじまはるのえをかいた
せがれのえをみた
ところどころにかげがあった
むかしみた
たーじまはるにはかげがなかった
しろいしろいおはかであった

またかえる
かわのながれがあるように
そこをながれるみずがあり
そこをながれるときがあり
ひとめぐりして　またかえった
きみのてのなか　そのえのなか

ていこうくんとがんこくん

ごうじょうなせがれをそだていいのやら　ていこうくんとがんこくんかな　

のどのなか

のどのなか　いっぽんいとのたれている　いたみのゆれのはばはみえない

夢見し

こどもらが連なる紫蝶をとり　花のようだと思う夢見し

よるまたぐ

でんとうのあかりのしたでよるまたぐ　きょうときょうがかさなるところ