あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

ブログを始めて5年!!・・・なので、記念に『KH』全シリーズ考察をば。

2018-05-08 23:50:00 | キングダムハーツ

 2018年5月5日。
 平成最後の子供の日も平和に過ぎ。



このブログ『あまぐりころころ』も遂に5年目突入です!!!!!

 

 

 いや~~~振り返ってみればあっという間の5年間でした。
 始めは暗中模索で。ただ「好き」という思いを語りたくて。
 色々な方のブログから学ばせてもらいながら、読みやすいブログ、それでありながら自分の気持ちを表現できるブログを目指し続け。
 こうして辿り着いたのが今の形です。

 鈍亀で不定期でまだまだ未熟なブログですが、それでもこのブログを通じて得られた「出会い」は私にとってとても大事な宝物。
 いつまで続けるか、どこまで続けられるか分かりませんが、自分の中に「好き」という熱がある限り続けていければと思っています。
 どうか今後とも、このブログを何卒宜しくお願いします。(m(_ _)m)



 さて。
 めでたく5年目を迎えられたことですし、お祝い記事を述べさせて頂きましょう。
 同じく5周年に入り、考察シリーズも途中になってしまっている『食戟のソーマ』の考察記事にしようかとも思ったのですが・・・今回は敢えて『キングダムハーツ』全シリーズの考察を述べさせてもらうことにします。
 ようやく最近、シリーズ全てをクリア出来たこのゲーム。
 本音を言えばプレイ日記の中で考察を述べていきたかったのですが・・・、今のペースでは間違いなく数年後になってしまうので(大苦笑)。
 今年発売予定である最新作『KH Ⅲ』も控えていることですし、この機に纏めて述べておこうと思った次第です。
 とはいっても、時間と体力の都合上、個人的に特に気に留まっている点だけをピックアップしています。
 実際はまだまだま~だまだ沢山の考察点があるのですが、それは追々。

 あ、それと。
 これから述べることはあくまで一個人の考えにすぎません。
 加えて、全シリーズに渡る考察となっているため終始に渡り重大なネタバレがあります。
 シリーズ未プレイの方はどうかご注意ください。

 それではオリジナル作の発売順に考察を述べていきましょう。
 ちなみにこれらの考察は全て『キングダムハーツHD 1.5+2.5 リミックス』と『キングダムハーツHD 2.8 ファイナルチャプタープロローグ』を元にしています。



【KH(キングダムハーツ)】

 言わずと知れた全ての始まりとなる作品ですね。
 今作は主人公のソラよりも、ソラの周囲の方の謎が気になります。

 まず、そもそもリクとカイリは崩壊直前のデスティニーアイランドで何をしていたのでしょう?
 リクは「ローブの人物」と邂逅していたようですが、その詳しいやり取りは未だ明かされていません。
 カイリはそれ以上に不明。
 なんであの洞窟にいたのか。リクには会っていたのか。
 主要人物三人の中で最も語られていないのが実はカイリなんですよね。

 カイリに関する謎はもう一つ。
 真のクライマックスステージとも言えた、ホロウバスティオン。
 その大広間にて、「セブンプリンセス」達はそれぞれ閉じ込められていましたが・・・。
 カイリだけ、その閉じ込める予定であった棺?の場所が違っていましたよね。
 まるでカイリは「セブンプリンセス」の中でも特別の存在とでも言っているかのような・・・。


 また同様に、プルートは一体何処で何をしていたのでしょうか?
 トラウ゛ァースタウンまではドナルド達に同行していたプルートでしたが、それ以降の足取りは全く明かされず仕舞いです。(『コーデッド』と『3D』ではその断片が見られましたが・・・)
 そしてエピローグで咥えていた王様の手紙は何だったのか。
 追いかけて行った先で、ソラ達はその手紙を読めたのでしょうか?
 そしてそして、その後また何処へ行ってしまったのでしょうか?


 全ての始まりであるこの作品ですが、「欠落している部分」はまだ結構あったりするんですよね。



【KH チェイン オブ メモリーズ】

 『KH』の続編であり、シリーズ初となるスピンオフ作品。
 今作ではソラ達は「忘却の城」という場で“記憶”を巡る冒険を繰り広げていくわけです。

 城内を進むほどにカイリを中心に大切な人達との記憶を忘れていき、代わりにナミネとの大切な記憶を思い出していったソラ。
 その大切な思い出とは
 故郷の島に無数の流れ星が降り注いだ夜。島に星が落ちてきたらどうしようと不安がり泣くナミネに、ソラが木剣を掲げて「どんなことがあっても自分が必ず守る」と宣言。
 そんなソラにナミネは、自分を守ってくれる代わりにと、ナミネが生まれた時から大切にしていた
星形のお守りをソラにあげた。
 といったものでした。
 それは結局、ナミネが紡いだ嘘の記憶だったわけですが・・・しかし。
 ナミネ自身が言ってましたよね?
 ナミネの力は記憶の欠片をほどいて繋ぎ直すものだと。
 それはつまり。
 記憶を操れるとはいっても、ナミネは全くのゼロから偽りの記憶を作り出すことは出来ないという事。
 その記憶の構成要素はソラの中にある本当の記憶だったという事です。
 どんなことがあろうとも必ず守るという約束。
 生まれた時から大切にしていた物。
 星型のお守り。
 それらは本当の記憶の欠片達だったと。
 
 ソラとリク(リク・レプリカ)はその思い出を巡って、あの場にいなかったのは互いの方だと口論していましたが・・・
 私が思うに

 その約束はソラとリクが交わしたものだったのではないのでしょうか?

 つまり、流星雨の夜に不安がって泣いたのはソラで、リクがどんなことがあってもソラを守ると約束。そんなリクにソラは自分が大切にしていた物をお守りとしてあげたのでは。

 こう考えたのは個人的に違和感があったからです。
 剣を掲げて自分が守ると宣言するなんて格好つけた行動、ソラはちょっと取らないんじゃないかなあ、と。
 むしろこういった格好つけた言動はリクの方が取りそうなイメージなんですよね、少なくとも私の中では。



 この作品で特に気になっている疑問点はもう一つ。
 これは根本的な謎なのですが・・・

 なんで「ソラの記憶」はそれほどまでに強い力を持っているの?

 ディレクターの野村哲也さんも仰ってますが、ソラ自身は普通の子です。
 そんな普通の子であるソラが。
 どうして自分の記憶が他者の記憶にまで干渉するなんていう凄い影響力を持っているのでしょう?

 これはやはり。
 ウ゛ェントゥスとの繋がりが影響しているのでしょうか?
 思えば、この時が一番ソラとウ゛ェントゥスとの物理的距離が近かったわけなんですよね・・・。



【KH Ⅱ】

 シリーズ二つ目のナンバリングタイトル。
 ここらあたりから、ぐっとストーリーのシリアスさが増してきました。(加えて難解さも増しました/苦笑)
 その反面、特に目立つような考察点はあまりなかったり。

 でも。

 どうしても個人的に気になっている点が一つだけあるんですよ。
 それは[ライオン・キング]の世界であるプライド・ランドでのエピソード。
 スカ―が王として治めるその世界で、ソラはスカ―を倒してナラ達を助けようとするのですが・・・
 この時のラフィキの診断が、ど~~~しても納得いかなかったんです。
 その判断はというと

 ソラには王としての素質が無い。

 正直、???と思いました。
 だってですね。
 だってですよ。
 ソラのあのペンダントは何?!?!
 この作品の名前は何?!?!
 『キングダムハーツ』ですよ!?!?!?
 キングダムといったらお城!!
 お城といったら王様!!!
 王様といったら王冠じゃありませんか!!!!!
 し・か・も!
 ノムテツさんはそりゃ~も~そこかしこでソラに“王冠”のモチーフを持たせているってのに!!
 新ワールドオープン時のあのエフェクトは何?!?!
 どちゃくそ苦労しまくった留まりし思念・ⅩⅢ機関再現データ・ⅩⅢキノコを倒した際のあのソラの頭上に現れる物は何?!?!

 おまけに公式イラストでだってソラに王冠を被らせているってーのに!!玉座に座らせてるってーのに!!!
 ご覧ください『KH-オリジナル・サウンドトラックCD』のパッケージイラストを!
 『KH HD 1.5 リミックス』のパッケージを!!
 生誕15周年のお祝いイラストを!!!
 もう三枚も描いてくださっているんですよ!!!三枚も!!!
 おまけにどんどんソラの佇まい&表情がサマになっていってるわ、玉座が豪華になっていってるわで

どこをどう見たってソラが王の資質無しなんて
あり得ない!!!!!

 

 ・・・(クールダウン中)・・・


 これはもしかしたら、今のソラは王の資格を持っていない・・・ということなのでしょうか・・・。

 キーワードが非常に多い本作ですが、これほどデザインの一環として頻繁に用いられていながらも、未だに「王」というワードはストーリー自体には関わってきていません。(ミッキーという「王様」ぐらいです)
 ですが、個人的に「王」と「城」は、「鍵」と「扉」、「光」と「闇」、そして「心」と同じぐらい最重要視しているキーワードです。
 それだけにラフィキの診断は見過ごすことが出来ませんでした。
 所詮サブストーリーにすぎないのだから気にする必要は無い、と言われればそれまでなのですが・・・。
 各ディズニーワールドで紡がれるストーリーのファクターは、メインストーリーにも関わっていますからね~。



【KH 358/2 デイズ】

 この作品も「欠落している部分」が結構ある印象です。
 ですが、敢えて今回は全シリーズを通してプレイしたことで「ん?」と思った事を挙げておきます。

 シオンのキーブレードを「紛い物」と言っていたリク。
 確かにシオンのそもそもの能力を考えれば、それは「紛い物」だったでしょう。
 しかし・・・。
 シオンがキーブレードを一時使えなくなった時、ロクサスはシオンに己のキーブレードを貸していましたよね?
 あの行動が成した効果は、能力のコピーだけでなく
 キーブレード継承の儀式にもなっていたのでは?
 現在のところ最も悲劇性の強いヒロインであるシオンですが、いずれ必ず復活すると確信している私。
 その存在も、その力も「本物」となって戻ってきてくれる筈だと。(^^)


 あ、それと・・・。
 255日目のエピソードでアクセルが語っていた雑学も、何気に留意していたり。
 それは夕陽が赤い理由。
 なるほど・・・!と腑に落ちたんですよね、色々と。
 虹の色で分かるように、光の色は7つ。
 丁度「セブンプリンセス」と同じ数です。
 
カイリは間違いなく「赤色」の光でしょうね。彼女は「セブンプリンセス」の中で唯一の赤髪ですし。
 ということは。
 カイリは最も遠くまで届く光ということか・・・。



【KH コーデッド】

 一応ブログなんぞやってはいるものの、実はIT関係苦手な私にとってこの作品の世界観はチンプンカンプン★
 ですがその分、キャラクターの交流はとても清々しかったです!
 Ⅱ以降は重く暗く切ない雰囲気が続いていただけに、尚更この作品の明るさや前向きさは嬉しく思えました。
 やっぱり、ソラがいるだけで全然違いますね。

 そう。ソラがいるんですよ。

 この作品でピックアップしたいのはやはりここです。
 データの存在とはいえ、ソラがもう一人生まれたということ。

 「作られた存在」「本物ではない存在」という、リク・レプリカやシオンと似た立場といえるデータ・ソラ。
 ですが、キーブレードの復活を象徴にデータ・ソラは独自の「本物の存在」になったと言えます。
 そしてここに、リク・レプリカやシオン復活の鍵があるのではないのでしょうか?
 『KH』最大のソラの名言。
 その言葉と心が皆を助け、そんな皆がその言葉と心でソラを助ける。
 その相互関係が本作の最高に素晴らしいところです。(^^)


 携帯版、3DS版、そして最新のHD版と、何気に全シリーズの中で一番リメイク回数が多いタイトルがこの『コーデッド』。
 今回のHD版では追加シーンもありましたが・・・
 まさかデータ世界がそんなにも重要な世界であったとは・・・!!

 これはますます現実世界のソラとデータ世界のソラが出会う時が楽しみになりました♪



【KH 3D(ドリーム ドロップ ディスタンス)】

 流石は10thAnniversary作品。
 ぶっちゃけ、今現在リリースされているシリーズの中で一番好きです!!

 『コーデッド』と同様に世界観は半分も理解できませんでしたが(←)、その分ストーリーは超最高。
 個人的に今作がシリアスとユーモアのバランスが最も優れていると思います。
 うん、やっぱり笑いって大事!(←)


 一応スピンオフ作品として扱われていますが、ソラ本人が主人公の一人として活躍していることもあり、ナンバリングタイトル並みに充実した内容になっている今作。
 10thAnniversary作品という事もあり、ちょっとしたオールスターにもなっているという豪華仕様。
 そして同時に

 この作品は「原点回帰」が意識された内容にもなっていると思います。

 全ての始まりである、初代作『KH』。
 そのオープニングムービーで示唆されていたのが「眠り(ドリーム)」「落下(ドロップ)」。
 初見時からそれが印象に残っていた私にとって、今作はタイトル発表時から色々と期待を募らせていた作品だったんですよね。
 それ故に純粋にプレイしたく、事前情報をほとんどシャットアウトしていたぐらいです。
 その甲斐あって、大変心躍らせながらプレイすることが出来ました。(^^)


 今作は夢の世界を冒険するわけですが、夢というものは最も混沌とした世界。
 同時にあらゆる可能性が具現化する世界でもあります。

 ソラはそんな世界の不安定さと可能性を滅茶苦茶顕著に体験していましたが、この事はソラの身を思えば非常に危険な事でしたが、同時に非常に必要な事でもあったと思っています。
 何故なら「悲しみの中にいる者達」との繋がりがより一層深まったから。
 なんだかんだでちゃんとお話しできていなかったロクサスとは、今回ようやく話せましたし。
 特にシオンと邂逅できたのは、夢の世界だったからこそ。これはシオン復活への大きな伏線になったに違いありません。
 アクアとの記憶も思い出せましたし。
 ウ゛ェントゥスとは・・・もうね。
 ソラが眠りの深淵に落ちた時のあのシーンなんて、雄叫びを上げそうになりましたよ。(←)
 ずっと眠りの中にいるウ゛ェントゥス。今回眠りの世界を冒険したソラ。
 エピローグのあのシーンから見ても、二人の繋がりはまた深まったことが分かります。(^^)


 それと、ソラ関連で述べておきたいのがもう一つ。
 ここもまた個人的に気になっているんです。

 なんで青年ゼアノートは、ソラに触るなと繰り返し言っていたのかが。(しまいにゃキレちゃってたし)
 そして、そんなソラに最初に触れたのがリアだったわけで。
 そんなリアは、その後あっさりキーブレードが出現できるようになったわけで。
 ひょっとしたら・・・

 この時ソラは、何か特殊な状態になっていたのではないのでしょうか?

 リアがキーブレードを扱えるようになったのも、この時のソラに触れたことが決め手になったのでは。
 記憶修復の際の眠りの時といい、ど~もソラ君は寝てる時に何かされる傾向にあるみたいですね~(苦笑)。



【KH χ バックカバー】<映像作品> 

 これだけが唯一、ゲームとしてプレイしていない作品です。
 オリジナルの方は『KH ユニオン×[クロス]』としてスマホで配信しているゲームとのこと。
 吾輩は栗うさぎである。スマホはまだない。(爆爆爆)


 そういうわけで事前知識はほぼゼロで視聴しましたが、それでもなかなか考察が捗る内容となっていました。
 遥か御伽話の時代。
 マスター・オブ・マスターという人物から、それぞれ使命を授けられた6人の弟子。
 そのうちの5人は予知書を与えられ、もう1人はキーブレードと「黒い箱」を与えられることに。
 その後マスター・オブ・マスターは行方不明となり、後に残された弟子達はある時「裏切り者」の存在がいることを知り、次第に不協和音が広がっていくことに・・・
 
というのが大まかなストーリー。


 この作品の焦点を絞るならば、やはり
 
誰が果たして裏切り者か?
 ということでしょうね。

 それについて私はこう考えています。


 裏切り者は予知者全員。

 そして。                                      

 予知者全員が裏切り者ではなかったと。


 予知書の欠落した一片「ロストページ」。
 それには“異端の印”を持つ者が裏切り者であると記されていたようですが・・・
 “異端の印”、それは『3D』で語られていた通り「×」の印。
 私はそれを、こう解釈してみました。

 ここにおける“異端の印”というものは、キーブレードが×状に交わった状況を示すのではないかと。


 つまりは

 争い、諍うためにキーブレードを交えてしまったキーブレード使い全てが「裏切り者」であると。


 でも。
 予知者達が刃をぶつけ合ったのは
 それぞれの信念のため。
 守りたいもののため。
 私利私欲によって意図的に裏切ろうとした者は誰一人としていませんでした。
 予知者それぞれが、己の「使命」を全うせんとしていただけ。
 それが、些細な擦れ違いからどんどん疑心や反感が膨らみ、戻れない決裂にまで至ってしまったという。
 ・・・かつては、一緒に笑い合えていたというのに。
 どうしてこうなってしまったんでしょうね。本当に。

 この作品を視聴した直後に思ったのは、やっぱりこの『キングダムハーツ』というシリーズ全てにおいて最も大切なのは「信じる心」なんだなあ・・・ということ。
 だからこそ。
 初対面の相手でも真っ直ぐに信じられる「あの子」は、全ての“光”なのでしょうね。



 そしてこれは余談ですが、この作品に触発されてオリジナルの方も少し調べてみたり。
 どうやら「花」もまた、これからのキーワードになりそうな予感。
 花というと、マールーシャ。
 そして、カイリのメインキーブレード「デスティニープレイス」。
 あとは・・・

 ・・・☆

 そういえば。
 星をモチーフにしているとばかり思っていた、カイリがソラに渡した「約束のお守り」ですが・・・。(ひいてはアクアが作った「繋がりのお守り」も)
 これって五弁の花にも見えますね。



【KH 0.2 バースバイスリープ ~フラグメンタリーパッセージ~】

 アクアを主人公とした、『KH Ⅲ』の序章とも言えるショートエピソードです。
 短編だけに考察点は少ないですが・・・。
 引っ掛かるのは、内容よりもむしろオープニングムービーの方。
 あのラストを見るに、アクアを闇の世界から救ってくれるのはソラ。
 ですが、本編を見る限りではアクアを救ってくれるのはリクと王様になりそうなんですけど?
 いやそれでも全然構いませんよ?構いませんけど・・・
 ・・・やっぱり個人的願望としてはソラにアクアを救って欲しいなあ・・・。
 折角アクアの事を思い出せたんだし。

 っていうか

 ソラとアクアが一緒じゃなきゃウ゛ェントゥスだって救い出せないし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 はい。
 ここを読んでおられる方は、この記事の「おかしい点」に気付かれたお方とお見受けします。

 その通り。
 ここまで発売順に作品考察を述べてきましたが、一作品だけ述べませんでした。敢えて。
 それは【KH バース バイ スリープ】。

 何故この作品だけ最後に回したのかというと・・・

 躊躇したからです。

 この考察を果たして今の段階で述べていいものか。

 自分の勝手な思い付きに自分で戸惑うだなんて、自惚れも甚だしい事は承知しています。
 でも・・・。

 なので、これ以降は私の捻くれた目線から生み出された考察になっています。
 それをどうかご了承したうえでお読みください。



 ・・・。



 ・・・・・。



 ・・・・・・・・・・。



 では。



 それはウ゛ェントゥス編をプレイしていた時でした。

 キーブレード墓場にてマスター・ゼアノートがウ゛ェントゥスに話したのが、「χブレードという「キングダムハーツ」と対になる鍵のこと。


 へ~χって「キー」とだけでなく「カイ」とも読むんだ~


 ・・・って

 

 

 

 

!!!?!!!

 

 




 この瞬間、以前から漠然と抱いていた疑問とこの事実が繋がったんです。

 KH攻略のバイブル「アルティマニアシリーズ」。
 その本にはノムテツさんからの貴重なインタビューが毎回掲載されていますが・・・
 シリーズ最初の『キングダムハーツ アルティマニア』でのインタビューにて、ノムテツさんがこのようなことを仰っておられました。
 世界を構築する3つのもの”ということで主要人物三人の名前をつけたものの、「ソラ(空)」と「リク(陸)」はともかく、「カイ(海)」では女の子の名前らしくないため、一番しっくりくる名前として「カイリ」にした、と。
 ですが・・・、根性の曲がっている私はこう思ったんです。

 

どうして「ウミ」と名付けなかったの?

 

 「ウミ」なら女の子の名前としてさほどおかしくはない筈。
 なのに、どうして「カイ」という読み方を用いることにこだわったのか。
 それがずっと腑に落ちなかったんです。

 そして。
 今回語られた「χ」のもう一つの呼び名。

 もしかしたらカイリは「セブンプリンセス」という関係性だけでなく、もっと重大で、もっと深く「χブレード」に関わる存在なのではないのでしょうか。

 

 

 

 以上が、栗うさぎ個人によるキングダムハーツ全シリーズの考察です。
 ここまでお読みくださり、誠にありがとうございました!

 振り返ってみると、なんだかカイリに関する考察が多くなっちゃいましたね(苦笑)。
 まあそんな彼女も最新作『KH Ⅲ』では大きく活躍しそうですし、いいタイミングだったのかな、と。

 話題に出たついでに、『KH Ⅲ』についての予想も軽く述べておきましょうか。 

 

【KH Ⅲ】

 『3D』から語られることとなった、7人の「光の守護者」。
 『Ⅲ』では、この「光の守護者達」を揃えるのを目的として、ソラ達は再び旅立つわけですが・・・

 

案外、ソラは「光の守護者」から外れたりしてね☆

 



 ん~~~・・・、確かにソラは「光の守護者」として相応しいのですけども・・・
 私個人から言わせてもらえば、ソラはそういった“枠組み”に入れてほしくないんですよね。
 ソラにはいつも自由でいてもらいたいんですよ。


 それに。


 私から見て、ソラは「光を守る者」というより・・・

 

「光を見付け出す者」ですから。(⌒-⌒)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする