早くも5月になりました。
世間ではゴールデンウィークですね~。
十連休とか言ってる様子を見ると、軽い呪いを送りたくなります。
皆様いかがお過ごしですか。栗うさぎはこの時期は黒うさぎになりながらお仕事頑張ってます。
週刊少年ジャンプ2016年21・22合併号掲載
掲載順第14位
第164話 【師匠と弟子】
一体なんなんですかこの掲載順はーーー!?
前回が表紙&巻頭カラーだっただけに尚更ショックがでかい・・・!(泣)
なんだかここ最近、掲載順が安定していない印象を受けます。
今回の掲載順の低さもまた、作者の体調が関係しているのでしょうか?
・・・心配です。
本編は四宮の店でのスタジエールの一幕からスタート。
いきなり「デグラッセ」という専門用語が出ていますが、これは調理後の鍋底に付着している肉汁等の旨味を、出汁や酒類、酢や水といった液体を加えて溶かすことだそうです。
そして四宮さんの指導はやっぱりツンデレでした(苦笑)。
そんな元・第一席の指導を受けた創真が、今立ち向かうは現・第一席!!
創真の選んだ部位は「もも肉」。(よっしゃ!当たった!)
鹿肉の下ごしらえを終えた創真は、「ある材料」を使うため自分のカバンを探ります。
しかし・・・随分と色々取り出してくるね創真・・・。
これでポットや茶碗まで出していたら、完全に混乱時のドラ●もんだな。(←)
そうして良い笑顔vで創真が取りだした材料はというと・・・
甘栗。
(・_・)
(・_・;)
↑
(ハンドルネーム:栗うさぎ)
(・_・ ;;)
↑
(ブログ名:『あまぐりころころ』)
(・_・ ;;;)
はい?
いや偶然ですけど偶然だと分かってます偶然に決まってる。
でも。
嬉しっ。
これが他のキャラだったならば、「なんという偶然☆」と冷静に受け止めていたでしょうが・・・。
あろうことか創真が用いてくれるんだなんて!!
しかも相手が第一席という大勝負で!!
これを光栄と言わずになにがありましょう!?!?
・・・よし。
迷ってたけど、お陰で踏ん切りがつきました。
【栗うさぎプロジェクト】始動です。(←?)
甘栗を用いようとしている創真に新戸は驚愕してますが、アリスと同様に「箱入りお嬢様」なえりなは不可思議顔。
決定。薙切一族の弱点は「一般商品」(笑)。
新戸から説明を受け、何かに思い当たるえりな。それは司も同様のようです。
う~ん・・・、私はちょっと思い当たりませんねえ・・・。
確かに肉と栗の組み合わせは悪くないでしょうけど。(お肉に甘味って結構合うんですよね☆)
ボウルを使って肉を休ませる司。
そういえば郁魅もアルミホイルで包んで肉を休ませてたりしてましたが(第12話)、こっちの方が手軽な感じですね。
そんな司の調理技術を学び取る創真。
叡山との食戟でも相手の技法を観察してましたし、創真は常に学ぶ姿勢のある子ですよね。
だから伸びるわけです。(^^)
いずれそんな十傑との勝負で学び取った技を逆お披露目してくれることでしょう。(確信事項)
戦っている相手だというのにも関わらず屈託無く接してくる創真を「不思議」と言う司。
でしょう?(超笑顔)
そして創真のそんな“不思議さ”は周囲にも影響していくんですよね。
今すぐとはいかないでしょうが、いずれキミも・・・ね♪
お~~~!
出ました七輪!!
やっぱりこれが用いられると創真の料理!!って感じがありますね~。(^^)
そんな型に嵌らないやり方は非常に創真らしいのですが、新戸はツッコみまくり(苦笑)。
隠れているというのを半分忘れちゃってます。
ですが新戸とは違って、炭火焼の有能性を説くえりな。
意外。
以前のえりなだったらそれこそ手酷く罵倒しまくっていただろうに。
続けてえりなは言います。
「創真だけにしか創れない、新しいフレンチ」が誕生する可能性を。
超意外。
以前のえりなだったら「奇をてらっただけのB級料理」としてしか見なさず、「フレンチ」とは絶対に認めなかっただろうに。
ここの発言ですが、「作れない」ではなく「創れない」と言っているのが良いですね。
創真の独創性が言い表されています。
場面は変わり、働く傍ら創真の事を思う四宮。
すっかり良い「師匠」のお顔です。
師匠さーん、お弟子さんは頑張ってますよー。(^^)(^^)(^^)
こうして、先に品を完成させたのは創真。
鹿肉だけでなく例の甘栗も存在感を主張していますが、それだけでなく、
なにやらシナモンスティックも添えられている模様。
シナモンスティックというと・・・。
思い出されるのは勿論“あの人物”なわけで。
黒木場の品に続いてこの料理もそれを想起させる品になっていますが、これもきっと附田&森崎先生が狙ってのことでしょうね。
・・・ということは、“彼”の出番も近いのかな?
もはや恒例になりつつある創真の[駄菓子シリーズ]ですが、今回の驚きは特別でした。
まさにびっ栗☆
・・・ちょっと言ってみたかったんです御免なさい(土下座)。
当の剥き甘栗ですが、随分と詳細にパッケージが描かれているな~と思っていたら・・・、実際にある商品なんですね☆(←甘栗はよく買うものの、違うメーカーの物を買っていた人物)
製造元は【Kr●cie】か・・・。
シャンプーや洗顔フォームで有名なメーカーですね。
・・・ん゛?
【Krac●e】って、『ねるねるね●ね』を製造してるメーカじゃありませんでしたっけ!?
『ね●ねるねるね』といえば「知育菓子」。
そうです。
秋の選抜本戦で対アリス戦に創真が用いた品ですよ!!
調べたところ、やっぱり的中。
しかもなんと、創真が用いていた駄菓子とよく似ている商品まであったという!(この商品は知らなかった)
はは~ん・・・さてはこれが縁でメーカー側とのコラボが実施されたのかな?
アニメ第二期では丁度選抜本戦の模様が放映されますし、良い宣伝になることでしょう。
そんな栗を用いたフレンチを創真は完成させたわけですが、さて、果たしてどんな工夫が施されているのでしょうか。
今回と同様に「大切なものを守るための勝負」であった叡山との食戟では、『羽根つき手羽先餃子』を作った創真。
個人的考察からですが、実はあの料理には、将来創真が創り上げる【スペシャリテ】に関わるであろう要素が組み込まれていたんですよね・・・。
それから想定するに、多分今回の料理は“甘さ”がポイントの一つになっていると思います。
前回は創真の視点による彼の「原点」に関わる部分が描かれていましたが、今回は対照的に、四宮、司、そしてえりなといった「頂点」に関わる人物達からの視点による創真の姿が描かれていました。
なかでも特に注目すべきは、やはり四宮、そしてえりなの観点でしょう。
元・第一席という立場から見た、幸平創真という料理人の「強み」。
それは底無しの探究欲と好奇心から生み出される自由な発想。
地獄の合宿で対立した時から創真の強靭な反骨精神は知っていた四宮でしたが、スタジエール研修にて創真をずっと見てきたことによって、また新たに彼の「強み」を見付けてくれていたわけです。
いまや四宮は、創真が自分と同じ「頂」の舞台に上ってくるのを待っているんですね。(^^)
そして四宮以上に創真をずっと見てきたのがえりななんですよね。
これまで事ある毎に創真を否定し、反発し、侮辱してきたえりな。
ですが、顔は背けども眼は常に彼を見ていました。
価値観の違いと排他的で意固地な性格故に創真を決して認めようとしてこなかったえりなが、今回口にした創真への批評。
それは彼女自身の「変化」の最たる証明だったと思います。
さあ、次回はいよいよ創真の料理から審査に入るでしょうが、気になるのはやはり誰が審査員を務めるのかということ。
やはりえりなが務めるのが妥当でしょうね。
既に創真に気付かれちゃってますし(苦笑)。
ですが新戸もいるわけですし、オブザーバーとしてえりなと一緒に食べる展開もあり得そう。
四宮という師匠からの応援をこの度受けていた創真ですが、やはり勝てる可能性は低いと思います。
その勝敗に掛かっている創真の命運に、えりながどう向き合うか。
それが大きな注目所ですね。
個人的には例えどんなに辛い展開になろうとも、もうえりなには創真の料理に嘘を吐いて欲しくないのですがね。
それに、創真も自分の料理に嘘を吐かれるのは望んでいないでしょうから。