更新がかなり遅くなってしまっていて申し訳ありません!!
過労で倒れるかも、とちょっと本気で思っていたりする現状なもので。
少なくとも今週中には遅れを取り戻せるよう頑張りますので、第75話の感想はもうしばらくだけお待ちください!!(うおー!創真ー!タクミー!)
週刊少年ジャンプ2014年29号掲載。
掲載順第1位。
第74話 【敏感怪獣】
『ワンピース』が休載だったとはいえ、『暗殺教室』を抑えてまたしても掲載順1位獲得。
今回の人気に該当する回は、第70話【対極】。
今回のセンターカラー・・・色々な意味で反響凄そうだなあ・・・。
と述べた私の予想大・的・中・☆★☆
やっぱりあのイラストは相当な反響を巻き起こしたみたいです(苦笑)。
でもって、次回の掲載順は「あの」第71話の人気が反映されるのですよね・・・。
今回以上にやらかしているだけに、何位になるかコワイです。
「掲載順が上位で嬉しい~♪」と思っていた矢先に、カコン★と順位が下がるのもまた『ソーマ』なので・・・(苦笑)。
さて、では本編。最初は新戸の調理シーンから。
前回大ゴマを使って捌いた(笑)スッポンを、甲羅ごと茹でて出汁を取る新戸。
ここでお得意の生薬投入。
「五味子」と「金針菜」、とな。
はい、では久し振りに解説いってみましょー。
五味子[ゴミシ]・・・マツブサ科であるチョウセンゴミシの成熟果実。ブドウのような赤い実で、乾燥したものが生薬として用いられる。
滋養強壮の作用の他、鎮咳去痰の薬として用いられる。
「五味子」という名前は、甘味・酸味・辛味・苦味・塩味の五つの味全てを持っていることが由来とのこと。(実際は酸味がほとんど)
金針菜[キンシンサイ]・・・ユリ科の植物である藪萱草[ヤブカンゾウ]の蕾を乾燥させたもの。黄金色で、細長い針のような形状から、そう名付けられた。
和名は「忘れ草」といい、ユリの花によく似たオレンジ色の綺麗な花を咲かせる。
ちなみに、よく似た名だが「忘れな草」とは全くの別物である。(こっちはムラサキ科の、小さな青い花)
栄養価が高く、ビタミンA、 B、 C等を含むため、昔の中国では船乗りが常備したという。
特に多いのが鉄分で(ホウレンソウの20倍)、そのため貧血の特効薬として知られている。他に、精神安定等の効きめも。
中国ではスープや炒め物等の具材として、広く親しまれている。
そんな盛り上がりを見せる試合会場。
しかし、創真と恵はいまだに姿を見せず。
なぜなら絶賛迷子中だったから。
なにやっとんねん恵。
創真に早く試合を見せるために迎えに行ったというのに、逆効果じゃん。(ここ最近すごくしっかりしていた分の反動か?)
そんなところに偶然?にも通りがかったのは美作とタクミ。
というわけで、美作の控室のモニターで、皆一緒に試合観戦することに。
・・・ん~~~。
美作が超情報取集タイプなことが分かった今、こうして一緒にいればいる程創真やタクミの情報を搾取されそうでちょっぴり心配なのですが・・・。
この後すぐ対戦する立場のタクミと美作が一緒という状況を、ひとり気まずく思う恵。
その原因は君なんだけどね。(今回の栗うさぎは、恵への厳しさ三割増し)
でも。
怪しい所はあるものの、やっぱりいまひとつ警戒しきれない美作。
お茶を出してくれるだけではなく、そのお茶も、タクミには紅茶、創真らには日本茶と別けて出してくれてるという気配りの細やかさ。
良い人指数の上昇が止まりません。
しかもエプロンが・・・(大笑)。
まさかそのエプロンで試合に臨んだりはしませんよね?ね?
どうしましょ。美作がいるとお笑い成分に困りません。
この第三試合の勝者は葉山と新戸どちらになるか、創真に尋ねるタクミ。
創真は、新戸の料理は見たことが無い、ということで恵の方に尋ねます。
でも、仮に新戸の料理を知っていたとしても、創真はどちらが勝つかという予想はあまり口にしない子だと思いますよ。
創真ってホント、事実や自分の中の本当の事しか言わない子ですから。
それに、城一郎に長い間挑んできた創真にとって、勝負というものはやってみなければ分からないと考えてそうですし。
ここら一帯のやり取り、何気にそれぞれの呼び方が初めて明かされてましたね。
タクミは恵の事を「田所さん」と呼び、、恵はタクミのことを「アルディーニ君」と呼んでいたのですか。
苗字で呼ぶ場合、タクミとイサミで呼び分けが付かないんじゃないのかな~と思いはするものの、恵がタクミを苗字で呼んでいてくれていたことは、私的に嬉しかったですね。
恵が名前で呼ぶ男の子は、創真だけであって欲しいので♪
そして創真は案の定、新戸を「秘書子」呼び(笑)。
「ハンバーガー」というお題から考えて、得意のスパイスを活かせる葉山が有利で、馴染みの無い薬膳を得意とする新戸は分が悪いと、まあ誰もが思うであろうセオリーな予想を立てる恵。
だからこそ、そのセオリーを覆せたのなら、新戸は相当な実力者だという事が大いに示せるのですが・・・。
その一方、試合会場では新戸の方から実食に入ることに。
スッポンのパティに、餡かけのソースとサンチュ、それらを挟むバンズは、バターを塗ったフカフカの蒸しパン・・・。
めっちゃ美味しそう!!(><)
栗うさぎは基本的にハンバーガーは好きなのですが、お店では滅多に買わないんですよ。
なぜなら、マヨネーズとピクルス(っていうか漬物全般)が嫌いなもので(爆)。
だけど、新戸のハンバーガーは私の苦手なものが一切入っていないという素晴らしさ。
こりゃ新戸の勝ちですね!!(←)
そんなとっても美味しそうなハンバーガーなのに、観衆達の感想は「思ったより普通」「期待外れ」と言いたい放題。
特にモブ生徒!!「甲羅でも盛り付けてれば面白かったのに」って、どんなセンスだ!!(大体どうやって食うんだっつーの!)
こういう、食べてもいないで好き勝手言う奴らを見ていると、軽率な言葉は口にしない創真がいかに誠実かというのがよく分かります。
かくして、いざ実食。
バンズのフカフカ描写に、蒸しパンが食べたくなりました。ハンバーガーじゃなくて(笑)。
今回の薬膳効果は、お肌のツヤ出し。
う~む、前回の薬膳カレーに比べてリアクションが控えめに感じられてしまいます。
スッポンの生き血はパティに加えられていた模様。
それだけでなく、「土鼈甲」という漢方薬として用いられているスッポンの甲羅も粉末にして加えているとのこと。
なるほど、肉・エキス・血・甲羅と余す所なく使用している、まさにスッポン尽くしなハンバーガーなわけですね。
しかも工夫はそれだけではなく、新戸はスッポンのゼラチン質と餡かけの粘り気によって上顎の内側[軟口蓋]を刺激させるという、味覚だけでなく触覚にも訴えかける効果も狙っていたのでした。
おお~。ここらへんの着目は、医療に繋がる薬膳のエキスパートらしい発想ですね。
審査員のお爺ちゃま達のリアクションが控えめだと思っていたら、仙左衛門と新戸がイメージ描写でやらかしてくれました。
ヤンキー化、ジ●ジョネタに続き、今回の「いいのかな~シリーズ その③」。
ウル●ラマンキングVSガ●ラ。
こりゃ近いうちに、仮面●イダーも出てくるな(爆)。
しっかりおはだけしときながら、陶酔する総帥。(上手いこと言った!みたいな顔をしております)
ビーム光線の一発でも出しときゃ完璧だったのに。(←)
東洋医学さえも含まれている知識量は脅威と、新戸の料理を分析するタクミ。
知識量というか、情報量で脅威な存在もいますよ。目の前に。
片や創真は、何も言わず。
この表情は、黒木場の料理を観察していた時と同じですね~。
創真が何を感じ取っているのか非常に気になるところです。
ですが、ここで美作が、勝つのは葉山だと言い切ります。
先程の一般的な観点から予想を立てた恵とは違い、美作は確信した表情で断言。
一体何を根拠に勝敗を見切ったのでしょう?
そんな葉山も料理の仕上げに入ります。
焼けたドネルケバブをそぎ落とし、さらにハンバーグまで焼き始める葉山。
え~~~肉+肉のダブル攻め!?
それはさすがにクドイのでは・・・と思ったのに。
葉山がハンバーグを焼き始めた途端、明らかに変わる観客の表情。
モニター越しでは香りは伝わらないのが残念なところですね。
葉山:「口の中だけじゃないだろ? 味の世界は―――・・・」
ごもっとも。
うっわやばい!!葉山が勝ちそうな雰囲気プンプンです!!
香りもプンプンなだけに!!(←オヤジギャグも大概にしろという)
さて、早くも次回で決着が付く様子の葉山VS新戸によるハンバーガー対決。
創真や恵の時と比べて展開が早く感じられますが、テンポとしては良いかもですね。
「一人の人のために」という、強い決意を持つ者同士。
果たしてどう決着がつくのでしょう。
まあ、美作さんが葉山の勝利宣言しちゃってくれましたがね。
他のキャラが言うのと、美作が言うのとでは、確実性が段違いなんですよね~。
美作は実力が全く明かされていない分、未知の風格を持っていますから。
その実力を示す一端として、今回の予想はきっと当たることになるでしょう。
あ~あ。葉山VS新戸という組み合わせは当たったけど、勝者は新戸という私の予想は外れちゃいそうです。