次回の巻頭カラーに抜擢された『火ノ丸相撲』にも驚かされましたが、それ以上に。
『ワールドトリガー』の熱い展開に驚いた!!
もうグイグイ惹き込まれましたよ!!
まさか『ソーマ』以外でこの感覚を味わうことになるとはなあ~。
葦原先生凄いです!!
それだけでなく、今号のジャンプは『火ノ丸相撲』、『暗殺教室』、『僕のヒーローアカデミア』、『銀魂』と、見応えのある話が揃っていて凄く充実感がありました。
『NARUTO-ナルト-』という大きな看板漫画の最終回が刻一刻と迫ってきていますが、この調子ならジャンプは大丈夫そうですね。(^^)
週刊少年ジャンプ2014年47号掲載。
掲載順第2位
第91話 【喰らいあう獣】
香りと悠然たる風格で、会場内の空気を支配する葉山。
なんかもう、葉山の格上げがノンストップといった感じですね。(^^;A)
一方の黒木場は、そんな会場の空気を無視し、自分の料理に全神経を集中。
前回のイメージでは葉山のジェット機に追い越されてた黒木場だけど、地上戦では負けない、とばかりに今回はバイクを吹かしております。
うん、上手い表現ですね。
バイクの加速力に乗じて、黒木場の瞬発力もイメージできるところがお見事。
そんな黒木場が作ろうとしている料理が判明。
それは「マトロート」!
あらま。
前回何気なく取り挙げた品が的中してしまいましたよ☆
一般的なマトロートはぶつ切りにしたウナギを用いているのですが、黒木場は前回ウナギを開いていたような・・・?
と思っていたら、その理由もきちんと説明されてました。
網脂(クレピーヌ)でコクを付加するだけでなく、開いて中骨を取ることで断然食べやすくもなりますし、これは一石二鳥の発想です!
葉山が優勢の空気を作れば、それに負けじと黒木場も魅せてくる。
こういった実食までの互いのアピール合戦もまた見ていて面白いものです。
能ある鷹(鷲)は爪を隠す・・・とばかりに、いよいよここで全力発揮の高揚の笑みを浮かべる葉山。
観客達は葉山がそういう風に笑うのをかなり珍しがってましたが・・・。
この方の不敵な笑みは今更デショ?
それに・・・。
この顔も“本当の顔”ではありませんし。
そうして先に仕上げたのは葉山。
彼の料理は『鴨のアピシウス風』。
素で知らん。
果たして彼の料理に対する審査員達の反応は―――?
うわあ・・・。
久し振りに引くレベルだわコレ・・・。(-_-|||)
乾や水原はいいんです。彼女らのリアクションのレベルには耐性が付いています。(以前は鴨さんに抱かれてたけど(合宿課題時)、今回で遂に鴨さん自身になっちゃったね乾サン/笑)
しかし角崎や角崎や角崎や木久知は・・・。
鷲の足で「鷲掴み」というのは非常にお上手なのですがね。
しかし、ああしかし・・・。
ここから展開する(イメージ上での)カードバトル。
これは否応無しに『遊●王』を思い出しますねえ・・・(懐)。
黒木場の豊富な手札に対し、葉山は強力なスパイスデッキで総攻撃。
カードから浮かび上がるのは、ポケットから出てくるようなモンスター。
うわあ、デジャブを感じる子達がいっぱい☆
・・・・・・・・・・でもね。
このデッキ、草タイプに偏り過ぎなんですが。
少し強い炎タイプが一匹いれば簡単に打ち破れそうなんですけど?
自分の手札をことごとく打ち破られてしまう黒木場。
ですが、切り札となる一枚を残している様子・・・!
「カード」とか「切り札」というと、どうしてもVS美作戦時のタクミを思い出してしまうのですが、今回の黒木場の逆転策は効きそうですね。
私が黒木場の勝利を予想しているというのもそうですが、それ以上に。
観衆の予想よりも、審査員達のリアクションよりも、創真の慧眼の方が信頼できるので。
やっぱり葉山の料理は「香り」に重点を置き過ぎだと思います。
「洋食のメイン一品」というお題から推測するに、「メイン」としての強さは申し分ないけど、その「香り」が強すぎて、他の料理(副菜やデザート等)の美味しさを損ねてしまう・・・というような点を指摘されそうな気が。
対する黒木場の料理も「膂力」という強いものではあるのですが、自分の得意分野を活かせるお題ですし、そこは上手く対応してくるような気がします。
この調子だと、次回で決着が付きそうですね。
その際に、つい最近気付いた「ある考察」を述べさせて頂こうかと思います。