こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【知る】

2019-07-27 23:00:23 | 感じる
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

9月無料体験
9月は第一第三火曜日開催
8月休校
9月3日(火)
9月17日(火)
全日程16時・17時・18時
ホームページからご連絡ください
フェイスブックでつながっている方は
メッセンジャーからどうぞ
こくごレストランホームページ
または、インスタグラムのメッセージ
フェイスブックから
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。

紙芝居イベントでも申し込みできます。

こくご食堂今日のお話は
【知ること】

知る
簡単にいいますが、「知る」ってとても難しいことです。

今日は、10時30分から武蔵新城の
「いりょう・かいご座談会特別企画『認知症サポーター養成講座』」
に参加しました。
https://www.facebook.com/events/1314952408685817/
場所はパサールベース

朝、とてもあわてていました。後で、カーディガンを裏返しきていたことを詩指摘されました。慌てぶりがわかりますね。

会場につくと、すでに10名前後の方がいました。


▲新城テラスのドリンク
美味しかった!


今回は、主催者の方のお話をじっくり聞くことができました。

最初に見せていただいたビデオ。とても興味がもてました。
認知症である男性がナレーションをしたビデオです。ご自身やお仲間の日常を映像にしていました。中でも、小学生に認知症ってどんなものなのか伝える紙芝居を、認知症の方が読んでいるシーンがありました。ご自身のことを、ご自身の口で語ることは、説得力があります。そしてもっと驚いたのは、認知症の方が街で困っていることがあったら、どのように対応するのか?というロールプレイを小学生とやっていたことでした。これは、大人でもわからないことです。

認知症についての紙芝居、私は作ろうとおもいました。そしてロールプレイもしようと思います。

このDVD作成は町田のDAYS BLD
https://www.facebook.com/DAYSBLG/

そして注目すべきは、認知症の方が労働をし、その対価をいただいているという映像でした。その仕事も適材適所。映像の男性は、洗車の仕事をしていました。車はすきだったそうです。

それから、石川さんのお話になりました。相手の気持ちに寄り添って、対応する。この大切を教えていただきました。施設にいると、
「家に帰る」
という方が多いそうです。そういう時は、少し離れた所からついていくそうです。ずんずん進んでいくときは、黙っています。途中で、どうしようか?迷っている場面になります。その時は声かけのチャンスです。
「お散歩ですか?」
または
「ああ、いいところに出会いましたね。お昼をご一緒しませんか?」
いきなり
「迷子ですか?」
は禁句です。相手の方を尊重した言葉を選ぶそうです。
石川さんは、お子さんを連れて介護施設で勤務したそうです。お子さんが好きなご年配者の方は、お子さんがいるだけで笑顔になったそうです。そしてとてもよく遊んでいただいたそうです。ドックセラピーもそうですが、嬉しい体験は認知症の方の心に癒しなのですね。

発表が終わってから、座談会になり隣の席の方が言っていました。
「年間、一人歩きをしているうちに行方不明になり、死亡する方が500人いるそうです。」
というお話をお聞きしました。なかなか難しいことですが、様子がすこしかわっている年配者をお見かけしたら、簡単な言葉をかけてみようと思います。

沖田さんのお話も、言葉かけのことでした。
なかなか歯をみがかない男性認知症の方がいるとしましょう。
「歯磨きここにおきますね。」
と言って、歯磨きをセット。それでも、一向に歯磨きをする気配がない。
「○○さん、歯をみがかなったの。早く磨いてくださいよ。」
これは×の表現です
「○○さん、大変お待たせいたしまいた。洗面所が空きました、ご案内しますね。お待たせしてすみませんでしたね。」

魔法ですよ。これ、認知症の方だけなく、だれでもほっこりする表現です。こういう言葉のチョイス。なかなかできませんよね。現場の方からは、素敵な表現を教えていただきました。

他に出た、認知症の方が不快に思う表現と、言い換えた表現
「徘徊する」→「一人歩きする」
主催者の方が、毎回いわれている言葉があります。
「介護の仕事をしている人が認知症の方を「認知」と呼びます。これはやめていただきたい。」
このお話は以前にも聞いたことがありました。

ここで私は思うのです。前にこの話をされたとき、私も「認知症の方」を「認知」と言ってしまったのかもしません。会場に居た方に確認をすると、「認知って、言っていなかったよ」と言われましたが、ずっと気になっていました。「認知症の方」を「認知」と言ってしまっている人の中には悪気なく言っている方もいると思います。こういうお話をされるときは、
「『認知症の方』を『認知』と呼ばないでください。『認知症』と言ってください。」
お話いただきたいです。そして、何故それが感じ悪く聞こえるのかも教えていただきたいのです。きっとこういう誤解が、たくさあると思います。

介護業界の方は当然のことでも、一般の方にはそうでないことが沢山あります。例えば、上記している「徘徊する」を「一人歩きする」という表現に変えるのは、最初は難しいです。それでも、それを教えていただきたい。これは、日本語の素敵なところです。一つの動作を表現するのに、沢山の言葉があります。今後は、そういった動作の言いかえを意識していこうと思います。

「聞くは、一時の恥。聞かぬは、一緒の恥じ。」
しつこいと思われても、プロの方に『認知症』や介護のことを沢山聞いていこうと思います。

★7月28日(日)
川崎高津区民祭
二子新地駄菓子木村さんも
大忙し
お手伝いにいきます



★国語作文教室IN川崎
こくごレストラン
武蔵中原徒歩10分
神明神社教室
万引き家族撮影現場
7月9月第一第三火曜日
体験授業受け付け中


★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
8月14日(水)
8月28日(水)
15時~18時
紙芝居情報はここに掲載!
ふらっと二子新地
https://www.google.com
駄菓子の木村屋フェイスブック
https://www.facebook.com


▲神奈川テレビの取材でした

▲うちわつくり!
目標やありがとうを書いてプレゼントしよう

▲自分で配合
こわれにくいシャボン玉つくり



★川崎100人カイギ
9月10日(火)
19時より
登壇させていただくことになりました!
紙芝居の素晴らしさをお伝えします!

▲7月の川崎100人カイギの様子
私はどこにいるでしょう?


★こすぎの大学登壇決定
12月13日(金)
詳細は後日


▲7月の「こすぎの大学」町田忍さんが先生



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