昨日、
<これまでの演劇人生で初めてのこと>
が3つ、あると書きました。
その2つ目が、この写真。

稽古中のワンシーンですが、これがヒントです。
なーんちゃって、勿体つけたりはいたしません。

この↑写真の右側の彼が、18才。

こちらで悠然とほほ笑む彼は、70才。
半世紀以上の差があるんですね~。
その上、2演目を合わせたら、
10代から70代まで、全部の世代が揃ってるんです。
これ、初めてです。
だいたい、小劇場は圧倒的に若者が多いんですが、
よくもまぁ、いろいろと揃ったもんです。


ちなみに、18才の彼、金杉拓海くんは、
本職はお笑いの芸人さん。
毎日、ライブに出演してから、稽古場に来ます。
芸人さんならではの間とかノリが、
見ている分には面白いのですが、
芝居としては「違う」というのが、
なかなか、つらいところ。
いつもバコバコにダメ出しをされながら、
また歯を食いしばって頑張っています。
18才といえば、大学生なら1年生。
私が落語の稽古を見ている学生たちと比べると、
やっぱり根性が違いますね。


そして、70才の彼、北澤雅章さんは、
さいたまゴールドシアターの役者さん。
あの、世界のニナガワの主宰する劇団の役者さんなのです。
いつも飄々としていて、素敵なオジサマですが、
なんとなく、可愛いんだなぁ。
ものすごい倍率を勝ち抜いて、ゴールドシアターに入った方だけに、
独特のいい雰囲気を持っておられます。
ちなみに、ゴールドシアターでは、若手の方だとか。
なんというか、まぁ・・・すごい世界です



私もいつもなら、1人ぶっちぎりで高齢者なのですが、
今回は、若者?(嘘つけっ!)
ちなみに、北澤さんにコソッと私のトシを教えたら、
「なーんだ、まだまだお嬢さんだよ」
なーんて言ってもらっちゃいました~

ほんっとに、うれしいチームでゴザイマス




演劇集団東京ストーリーテラー公演
TST CLASSICS 「紅い華のデジャヴュー」
詳細はこちらに


