あんみつとシナモン

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ルーブル美術館展を見に行こう!

2013年08月26日 | 芸術鑑賞


今、上野の東京都美術館でルーヴル美術館展が開催されています。

 フランス・パリのルーヴル美術館のコレクションから
 「地中海」をテーマに200点以上の彫刻・工芸品・絵画など
 が日本に渡り展示されています。


 本家のルーヴル美術館は年間入館者数は970万人を超え、約37万点の
 所蔵作品があり、まさに世界一の美術館といえます。

 今回の展示は地中海というテーマで四千年の歴史をたどっています。

 地中海地域はヨーロッパ・アフリカ・アジアの三大陸に囲まれ
 エジプトやギリシャ・ローマなど数々の文明が栄えた古代から
 中世の十字軍、ルネサンスの時代を経て現代の貴重な作品を
 見ることができます。

 なかでも、館外で出品されるのは初めて
 紀元前4世紀のギリシャを代表する
 「アルテミス、通称ギャビーのディアナ」の気品ある美しさは必見です。
 (上記のポスター中の彫刻です)

 展示されている作品の半分は紀元前のもの。
 本展中で最も古い紀元前2200~前2000年ごろの工芸品、
 柄と注ぎ口のついた黄金の「ソース入れ」は
 金を産出しないギリシャで発見されました。
 異国との交易がこの時代からあったわけです。

    
 秋の風を感じはじめたこの時期は、
 ルーブル美術館の膨大なコレクションの中から
 選びぬかれた貴重な作品に、会いにいきましょう。