初秋は大内宿に行き
江戸時代にタイムスリップしましょう。
会津と日光を結ぶ会津西街道の宿場として
江戸時代には参勤交代の大名行列や旅人で
にぎわったことでしょう。
会津鉄道 湯野上温泉駅からタクシー。
4月~11月の土・日・祝 にはバスもあります。
下野街道 会津若松から下野今市(現在の日光市)に至る
約130kmの脇街道。
途中15か所に宿場があるが大内宿はその一つ。
大内宿街並み展示館
大名の宿として利用されていた本陣を復元。
参勤交代の大名行列は昼前に大内に着き
宿場で休憩して昼食をとることが多かったようです。
あ~江戸まで あと6~7日だ
南北450mの街道の両側にある建物は
宿場町によくある旅籠(ハタゴ)式建築ではなくて
寄棟造のわらぶき屋根をもつ農家風が特徴です。
現在の建物は江戸時代後期から明治時代にかけてのもの。
道の両側に刻まれた水路を流れる水の澄んだ音色が心地いい。
30件の民家では、いまでも普通に生活をし
お土産や、そばやなどを営みながら
観光客を温かく迎えてくれます。
色鮮やかな縮緬小物が店頭に並ぶ。
通りの突き当たり高台にある子安観世音からは
街並みを一望できる。
建物は側面(妻)を揃え、整然と軒を連ねている…、美しい集落。
昭和40年代半ばまで、ひっそりと残されていた大内宿。
東京の大学生が調査し、忘れられていた集落は
テレビなどで紹介され脚光を浴びたようです。
昔のままでは住みにくい為、
住民は家屋の改装や改築を進めていたのですが、
この風景は残さなくてはならないと決意し
さまざまなルールを制定しました。
往年の街並みを守り続ける
住民の努力は尊いものがあります。