日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

母はいつも母。

2016-09-25 21:47:10 | 日記
 猫じゃらしで猫と遊んでいたら、いつの間にか、寝ていました。
猫ではなく、私が。

 私が寝たからか、目が覚めると猫もころりんと寝ていました。

 のんびりな日曜日です。

 昨日は久しぶりに実家に帰りました。

 私が行くまでは、おそらく、昼寝をしているのですが、
行くと「いや、とりあえず、止まって!」と言いたくなるほど、動き回ります。
お茶を飲みなさい、とお茶を煎れてくれて、持って帰りなさいと野菜をまとめ、
暑くないかと扇風機の位置を気にし、果物でもと台所に行き、
そういえば、カバンが出てきてと奥の部屋に行き…。

 そして、一通り自分のやることをしたら、
「何時に帰る?夕飯は?」と帰るときの心配をしてくれます。

 いつもにこにこ、ちゃきちゃきな母、というのが母に対する私のイメージですが、
実際の母は、
「私、どお?元気にしてるけ?」と私に聞いてくるくらい、
不安とまではいかないけれど、なんだか、大丈夫かなぁ、と思いながら過ごす部分もあるようでした。

 そして、
「これ以上、何かが良くなる、ということはなくてね、
現状維持でいく、それでも現状維持は少しずつ下っていくという感じよ。」と言います。

 週2回、スポーツジムに行き、水曜日は歯医者さんへ自転車で1kmくらい走り、
それ以外の日も買い物だ、物産館に花買いに、近所の人のところへ…、と、
それなりに忙しく、楽しく日常を過ごしている母です。

 それでも、立つのに手を添える、料理のテレビをメモしていたのに、忘れた、と
日々、自分がやることが思っていたスピード感や段取りの良さが失われることに、
「私は、これで元気だといえるのか?」という不満に似た不安を抱かせるようでした。

 「十分、元気だと思うよ。」というと、
「ええ、そうね、じゃあ、よかった」とえへへへへ、という顔で笑っていました。

 「あじの塩焼き、みそ汁、かぼちゃの煮付け、酢の物…、これで栄養たりるかねぇ。」と
その日の晩ご飯の献立を聞いて、「充分足りてると思う〜」と笑って、
家をあとにしました。

 次に帰るときには、「私は、あんたの作ったそれ、まだ食べてない!」と抗議された、
ローストビーフを持っていこうと思います。
 

 

コメント
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