ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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浅田羽菜さん事件のアンケート

2015年03月18日 21時55分01秒 | 相続
『こちらのリンク先のアンケートにお答えいただけないでしょうか。
http://goo.gl/oeOw7p(中略)
 娘のページにも載せ、シェアもしていただいたので、既にご覧になられた方には再度の投稿ということになり、申し訳ありません。また、既にアンケートにご協力いただいたみなさまには、心から感謝いたします。
 このアンケートは、娘の事故についての第三者調査委員会が、一年間にわたって行った調査のデータや資料を、両親に一言もなく、すべて廃棄してしまったことに対し、ご意見をお聞かせいただくためのものです。
 たくさんの皆さんに署名のご協力をいただいて立ち上がった第三者委員会から、昨年7月に提出された調査報告書は、両親にとっては客観的・科学的とは思えないものでた。その上の調査資料の廃棄は、娘の最後の声を聞きたいという私たちの願いを考えても、今後の事故防止を考えても、そしてたくさんの皆さんがしてくださった検証や聴き取りへの誠実なご協力を考えても、本当に残念なことです。
 曖昧なままの報告書だけが残ることは、娘の最後の声が曖昧なままに残ってしまうこと、やはり本意ではありません。
 よって私たち両親は、専門家の手を借りつつ、自ら再度の再現検証を行いたいと考えています。
ありがたいことに、既に協力の意思を示してくださる保護者やお子さんがいらっしゃいますし、教育委員会にもぜひ協力してもらいたいと考えています。ただ、ここで問題になるのは「遺族感情」という言葉です。
 私たちにとって、羽菜が戻ってこない限り、どんな結果が出ようと納得できないというのは真実です。しかし、そういう遺族感情から私たちが報告書に疑問を投げかけていると教育委員会が考えているなら、それは大きな間違いです。
 私たち両親は、闘うことが目的ではないと、極力感情を抑えて、学校や教育委員会に、また第三者調査委員会に向き合ってきました。
 今も、感情論で羽菜の最後の時間を認定してもらおうとはまったく思っていません。ただただ、客観的な疑問に対しての説明を求めているだけです。しかし、これをいくら伝えても、理解してもらえないところがあります。
 皆さんには、この廃棄の現実を知り、私たちの状況を把握していただいた上で、どうお感じになるかをお答えいただければと思います。
 アンケートは、匿名でもお答えいただけるようになっています。サイトには、今までの詳しい経緯や、調査委員会の報告書、両親の質問状なども載せてありますので、併せてご参照いただけたらと思います。
 羽菜の両親という立場ではない皆さんが、どのようにお考えになるのか、一人でも多くの方に、率直な声を聞かせていただければ幸いです。
 羽菜が戻ってくることは二度とない、それでも僕たちは羽菜の人生を守ってやりたいと思います。
 ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします
 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。』
以上,浅田羽菜さんのお父さんとお母さんからのお願いでした。
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和歌山県上富田町立上富田中学校事件~体罰は犯罪です

2015年03月18日 11時27分17秒 | 相続
 報道によると,和歌山県上富田町立上富田中学校の男性教諭Aが野球部員に体罰を繰り返していた問題で,和歌山県の教育委員会は3月17日,このAが過去にも体罰で処分されたにもかかわらず再び体罰を加えたとして,Aを停職1カ月の懲戒処分とし,監督責任で校長を文書訓告処分としたそうです。このAは体罰で過去に4回,上富田町の教育委員会から厳重注意などを受けていたそうです。
 学校教育法は,その11条で「校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。 」としています。つまり,教員らに児童らに対する懲戒権を認めつつ,体罰,つまり,暴力は明確に禁止しているのです。したがって,教員らは,懲戒がいきすぎたとの弁解は絶対にできないのです。
 教育委員会は,速やかに,このAを刑事告発すべきです。Aは常習犯です。
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