アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

思い出多き磐越西線~485系「あいづ」

2021-06-08 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

磐越西線に初めて訪れたのは、今から40年以上も前の1979年まで遡ってしまう。この頃、趣味として鉄道写真は始めていたが、そもそも会津の地を訪れたきっかけは、鉄チャンではなかった。夏休みを利用して、友人に誘われるがまま、裏磐梯にあったペンションの短期バイトをしたことがきっかけとなったのだ。ペンションそのものは、猪苗代から車でかなり走った山奥にあったと思うが、その当時はペンション村が出来るほど活気に満ちていた記憶が残っている。そんな日々満ち足りた夏休みの思い出に、ED77という交流電機が絡んでいるのだった。中でもゴールドラインから見下ろした、黄金に染まったローカル列車の最美は未だに脳裏に焼き付いている。今でもあのゴールドラインは存在しているはずだから、一度再訪したいところだが、あの当時のように下界は見渡せるのだろうか・・

そしてもう一つ、毎日のように通った中山峠のうどん屋さんがあり、そこの「けんちんうどん」を頬張った若き思い出は、おそらく一生忘れないことだろう。以来磐西へと訪れるたびに、この店の味が忘れられず立ち寄る日々が続いている。最近では、女将さんの顔が見られないのが寂しいが、昔に比べて迫力は気持ち薄らいだものの、味は相変わらずピカイチで大満足すること間違いない。

ここでは、国鉄時代の特急「あいづ」を掲載しておく。アントンKが最初見た「あいづ」は、ボンネット型485系だったが、絵入りマークが表示されるようになった1982年以降、他の特急同様に「あいづ」も磐梯山が描かれた絵入りになっている。485系すら見なくなった現在、改めて考えると本当に寂しくなったものとしみじみしてしまう。

1985-11-04      1032M 特急「あいづ」   磐越西線:猪苗代-川桁