相変わらず国鉄型の人気が高い昨今の撮り鉄事情。いつまで続くのか想像もつかないが、アントンKには、現存の国鉄電機たちより、デッキの付いた茶色い電機が懐かしさをそそる。
ED16に始まり、EF10→12→13→15→16→18→59、もちろんEF56、EF57と同世代ならごく普通に撮影を楽しんでいた時代だった。当時は贅沢にも好みをあれこれ言って、仲間内で語り合ったのも良い思い出。ちょうど今のEF65PFやEF210のようで、確実に歴史は繰り返している。嬉しくなる瞬間なのだ。
今日は、当時のEF12型旧型電機を掲載。アントンKが撮影出来たのは、新鶴見区の一部と、高崎第二区のEF12たち。157系電車が好きだったこともあり、吾妻線には意外に早く撮影に出向き、合わせてEF12の貨物列車も撮影している。吾妻線沿線には、有名な温泉地も多数存在し、昔から団体列車も多く入線し我々を楽しませたもの。特に当時貨物機が客車をけん引するという普通見られない列車に色目たち、よく行ったものだった。ここでは、そんな列車を牽いて川原湯を後にするEF12。追尾失敗で間に合わず、横顔の撮影のみに終わったが、こうして錆びついた記憶をたどると、再び当時の熱さが蘇る気がしている。
1980-08-03 9532ㇾ EF12 1 12系6B 吾妻線:金島付近