大学教員として毎日学生と接していますが,当然のことながら,「出来る奴」と「出来ない奴」の差を認識します。学力の高い優秀な学生は共通してどのような特徴があるのか書き出してみます(独断と偏見)。
1.メモをきちんととる癖を身につけている
優秀な学生はメモをきちんととります。その前提として,人の話をきちんと聞き,重要事項を識別します。学生の中には,人が重要な話しをしているのに(試験の問題傾向や宿題の内容など),無表情であるいはポカーンと口をあけて,メモをとらずただ聞いているだけの者がいます。私の接した限りそういう学生に優秀な者はいませんでした。後で他の学生のメモを見せてもらえば大丈夫。そんな意識の学生で優秀な者は見たことがありません。もちろん,まれに記憶力や情報処理能力が抜群なので,メモをとらないという学生もいるのかもしれませんが,私の周りには残念ながらいません。
2.時間を守る
優秀な学生は時間の重要性を知っています。期限をきちんと守ることができるよう,期限から逆算して計画的に物事を進めていきます。期限ぎりぎりから課題をやり始め,結局期限守らずという学生で優秀な者は当然いません。
3.意思決定・行動が速い
ダメな学生は,ああでもないこうでもないと悩むだけで,なかなか物事に取り掛からず,時間を浪費することが多い。優秀な学生は仮にでもすぐに意思決定をして,さっさと物事に取り掛かります。
4.失敗は自分の責任であると認識している
成績が悪かったときに,それは教員の評価方法が悪い,自分はきちんと努力していると批判するような学生で能力が高い者を見たことはありません。優秀な学生ほど自分の努力の足りなさや欠点を認識しています。逆に言えば,自分の欠点や至らなさを知っているからこそ,きちんと努力をして能力を向上させているのです。
このように書いてみると,当たり前のことばかりかもしれません。でも,当たり前のことをきちんとやり通すことは難しいようです。優秀な学生の特徴ということで以上の項目をあげましたが,それらは社会人としての優秀さにも関わっていそうです。私の周囲にいる,あるいは今まで出会った優秀な人はたいてい上記の特徴を備えています。優秀な人はとにかく時間を大事にし,それゆえ意思決定と行動が速い。そして,向上心を忘れず,人の話をよく聞いています。無能な人は,時間を大事にせず,独り善がりで,他人や組織の批判ばかりしています。
1.メモをきちんととる癖を身につけている
優秀な学生はメモをきちんととります。その前提として,人の話をきちんと聞き,重要事項を識別します。学生の中には,人が重要な話しをしているのに(試験の問題傾向や宿題の内容など),無表情であるいはポカーンと口をあけて,メモをとらずただ聞いているだけの者がいます。私の接した限りそういう学生に優秀な者はいませんでした。後で他の学生のメモを見せてもらえば大丈夫。そんな意識の学生で優秀な者は見たことがありません。もちろん,まれに記憶力や情報処理能力が抜群なので,メモをとらないという学生もいるのかもしれませんが,私の周りには残念ながらいません。
2.時間を守る
優秀な学生は時間の重要性を知っています。期限をきちんと守ることができるよう,期限から逆算して計画的に物事を進めていきます。期限ぎりぎりから課題をやり始め,結局期限守らずという学生で優秀な者は当然いません。
3.意思決定・行動が速い
ダメな学生は,ああでもないこうでもないと悩むだけで,なかなか物事に取り掛からず,時間を浪費することが多い。優秀な学生は仮にでもすぐに意思決定をして,さっさと物事に取り掛かります。
4.失敗は自分の責任であると認識している
成績が悪かったときに,それは教員の評価方法が悪い,自分はきちんと努力していると批判するような学生で能力が高い者を見たことはありません。優秀な学生ほど自分の努力の足りなさや欠点を認識しています。逆に言えば,自分の欠点や至らなさを知っているからこそ,きちんと努力をして能力を向上させているのです。
このように書いてみると,当たり前のことばかりかもしれません。でも,当たり前のことをきちんとやり通すことは難しいようです。優秀な学生の特徴ということで以上の項目をあげましたが,それらは社会人としての優秀さにも関わっていそうです。私の周囲にいる,あるいは今まで出会った優秀な人はたいてい上記の特徴を備えています。優秀な人はとにかく時間を大事にし,それゆえ意思決定と行動が速い。そして,向上心を忘れず,人の話をよく聞いています。無能な人は,時間を大事にせず,独り善がりで,他人や組織の批判ばかりしています。