愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

ゼミ生募集

2010年06月02日 | 募集
今年度も,ゼミ生募集の時期がやってきました。2年次秋学期から始まるゼミの配属先を春学期中に決めるのです。今週は,ゼミの説明会を行っています。そして,来週には見学会を行い,再来週に第1次申込みを行ってもらいます。その後選考を行います。

応募者多数の期待はしていませんが,やる気のないだらけた学生には来て欲しくないので,そういう学生が寄りつかないようにという願いを込めて募集を行っています。

3年次には名古屋マーケティング・インカレに参加するので,ゼミ生においてはそのために大きな努力を要すると募集要項に書きました。そして,説明会では,3年生ゼミ長が「つらい思いをする,しかしやりがいがある」と話しました。これに加え,「4年次ではコピペ卒論の執筆は絶対に認めない,そのため,アンケート,ヒヤリング,観察調査などの1次データ収集を必ずやってもらう」と私から補足説明しました。大学での学修ならば当たり前のことだとは思いますが,安易な単位取得を望む学生には抵抗感を持たせることができるだろう思い,わざわざ説明しました。

説明会後,ある2年生が「ゼミ活動のスケジュールがたて込んでいて忙しいのですか?」と質問してきたので,「スケジュールは大してつまっていない。ただ,ゼミ生たちは自分を追い込んで,夜遅くまで勉強している」と応じました。自分を追い込むことができる学生に応募して欲しいのでそう答えたのです。

今年度はどうなるのでしょうか。人気ゼミではないので,1次募集では定員が埋まらず,2次募集,3次募集を行う破目になるのが通例です。「大変だ,大変だ」なんて言ってたら応募者がなくなりますよとゼミ生たちに心配されそうです。他のゼミでは,いかに優れた指導がなされるのか,いかに充実しているのか,いかに楽しげなのかを説明することが多いので,それらとの対比で考えると,だらけた学生だけでなく,出来る学生にも抵抗感を与えてしまうかもしれません。

それで構わないと思っています。ゼミ生募集は人気投票ではないので,多数の応募者を募ることが重要ではないからです。あの程度のことで抵抗感を持つような学生には,こちらも期待はしないのです。

2年次の必修科目を担当している同僚教員から,「ゼミに関する質問を受けたのだが,青木ゼミのものが多かったから人気ありそうだよ」と告げられました。不人気なのを慮って,慰めてくれたようです。そういえば,昨年も,一昨年も,同じことをその同僚から告げられましたが,1次募集では定員が埋まらず,2次募集まで行いました。
コメント
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