4月1日に愛知学院大学では入学式を挙行しました。商学部は350名を超える新入生を迎えました。
従来入学式は5日前後に行ってきました。しかし,大学設置基準遵守という大学界の流れで,学期内に授業回数15回を実現しなければならなくなったため,入学に関わる行事を前倒しして行うことになったのです。そのため,入学式は1日に移されました。授業開始は5日からです。新入生にとってはあわただしい学生生活のスタートになりました。入学式でぼんやり進行を眺め,翌日からオリエンテーションで聞きなれない大学の仕組みを散々詰め込まれ,何が何だか分からないまま,5日に授業開始となるのです。新入生は不満を感じることが多いだろうと想像できます。
しかし,平常どおり大学で勉学できる喜びを噛み締めて欲しいと思います。東日本における震災で命を絶たれ勉学の道に進むことができなかった同世代の若者が存在していることに思いをめぐらしてください。今大学に通うことができることがどれほど幸せなことなのか感じて欲しいと思います。
また,現在東北や関東には勉強したくてもできないでいる数多くの大学生が存在しています。震災の影響で,東北や関東では入学式を行うことができない大学が続出しています。そして,授業開始を4月下旬から5月上旬まで遅らせる大学も数多くあります。例えば本学の姉妹校である駒澤大学では5月6日,東北福祉大学では5月9日開始となっています。4月1日から大学に通い,授業を受けることができることは,恵まれた状況なのです。
新入生に限らず,ゼミ生はじめ在学生も同様の思いを抱いて欲しいと思っています。
ただ,萎縮する必要はありません。自粛ムードが日本を覆っていますが,日本経済の景気や被災地復興を考えれば,望ましいことではありません。恵まれた状況にいる私たちは,そのチャンスをありがたく感じて,平常どおりの活動をすればいいのです。それによって消費や生産活動が滞りなく行われ,景気は支えられ,被災地復興に必要な富が生み出されます。
ゼミでは,いつもどおりの教育・研究活動を行っていきます。ゼミ生は,いつものようにパソコンに向かい,いつものように図書館に通い,いつものように調査を行い,いつものように発表を行い,いつものように懇親会に参加し,いつものように合宿に出かけてください。私もいつものように「あかんな」とダメだしをします。
従来入学式は5日前後に行ってきました。しかし,大学設置基準遵守という大学界の流れで,学期内に授業回数15回を実現しなければならなくなったため,入学に関わる行事を前倒しして行うことになったのです。そのため,入学式は1日に移されました。授業開始は5日からです。新入生にとってはあわただしい学生生活のスタートになりました。入学式でぼんやり進行を眺め,翌日からオリエンテーションで聞きなれない大学の仕組みを散々詰め込まれ,何が何だか分からないまま,5日に授業開始となるのです。新入生は不満を感じることが多いだろうと想像できます。
しかし,平常どおり大学で勉学できる喜びを噛み締めて欲しいと思います。東日本における震災で命を絶たれ勉学の道に進むことができなかった同世代の若者が存在していることに思いをめぐらしてください。今大学に通うことができることがどれほど幸せなことなのか感じて欲しいと思います。
また,現在東北や関東には勉強したくてもできないでいる数多くの大学生が存在しています。震災の影響で,東北や関東では入学式を行うことができない大学が続出しています。そして,授業開始を4月下旬から5月上旬まで遅らせる大学も数多くあります。例えば本学の姉妹校である駒澤大学では5月6日,東北福祉大学では5月9日開始となっています。4月1日から大学に通い,授業を受けることができることは,恵まれた状況なのです。
新入生に限らず,ゼミ生はじめ在学生も同様の思いを抱いて欲しいと思っています。
ただ,萎縮する必要はありません。自粛ムードが日本を覆っていますが,日本経済の景気や被災地復興を考えれば,望ましいことではありません。恵まれた状況にいる私たちは,そのチャンスをありがたく感じて,平常どおりの活動をすればいいのです。それによって消費や生産活動が滞りなく行われ,景気は支えられ,被災地復興に必要な富が生み出されます。
ゼミでは,いつもどおりの教育・研究活動を行っていきます。ゼミ生は,いつものようにパソコンに向かい,いつものように図書館に通い,いつものように調査を行い,いつものように発表を行い,いつものように懇親会に参加し,いつものように合宿に出かけてください。私もいつものように「あかんな」とダメだしをします。