1年次必修科目の期末試験採点中。昨年度と同じ科目,同じ内容の授業において,同じ問題の試験を今年度も実施。しかし,答案の出来が全然違う。100点満点に換算すると20点ぐらいは平均点が低い。1年生(今年度履修者)と2年生(昨年度履修者)の学力に大きな差があるということだ。実は今年度入学生の入試においては,昨年度と比べ,志願者は半減した。それが影響している。授業中のクラスの雰囲気も全然違う。昨年度の履修学生はフレンドリーで,教員にもよく挨拶してくれた。教室内は明るい雰囲気だった。今年度の履修学生は教員に関わり合いになりたくないという雰囲気をまとい,教員にあいさつする学生はほとんどいない。能面のような表情の学生が多い。やはり学力差が明瞭に表れていた。
しかし,困った。素点で評価すると,半数以上が不合格になる。だからといって,間違ったあるいは不十分な答案を正解にはできない。それでは教育にはならない。
しかし,困った。素点で評価すると,半数以上が不合格になる。だからといって,間違ったあるいは不十分な答案を正解にはできない。それでは教育にはならない。