愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

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2014年12月13日 | 運営
今月15日が卒論提出期限です。ゼミの4年生は何とか卒論を提出しました。しかし,結論に至るロジックが不明瞭,あるいは主張を支える根拠が不十分なものが存在します。半数には提出後書き直してもらう予定です。既に本人には申し渡してあります。こちらから指示していないゼミ生でも書き直し希望があれば,受けつけます。

1月9日に,補講として,卒論発表会を開きます。そこで,4年生には,修正を加えたものを発表してもらう予定です。その発表に対して下級生が評価します。その時の指摘を受けて,必要があれば4年生にはさらに卒論を修正してもらう予定です。1月末まで粘ってもらいます。

3年生で,名古屋マーケティング・インカレ本大会発表を辞退した者は基本的に辞めてもらうのですが,1月9日の卒論発表会で,4年生と一緒に発表して,卒論に準じた評価が得られたならば,単位取得の可能性を残すと本人たちに申し渡しました。それに向けて,先日,予定しているテーマを開陳してもらいましたが,絶句してしまいました。レジュメをきちんと作ってきている者がわずか1名。プレゼンにおいてレジュメを用意するのはゼミでは当たり前のことになっているのに。しかも,レジュメなしのプレゼンで表明したテーマは,教科書の内容を写して終わりになるようなものか,自分にとって身近な店舗の売上高を向上させる策を考えるという極めて安直なもの。おそらく何もやってなくて,苦し紛れに表明したのでしょう。とにかく,出席をし,何か発表らしきものをやり,年度末まで時間をやり過ごせば,単位をもらえるのだろうという甘えが垣間見えました。1月9日に卒論に準じた評価を得る発表しなければ,単位取得はありえないとここで明言しておきます。

うちのゼミではグループ・ワークを重視してきました。2年次と3年次は,ほとんどの作業をグループ・ワークで行います。学生同士が教えあう,助け合うことは,教員から教えを受けるよりも,学習のモチベーションが高まり,深く学ぶことになると考えているからです。しかし,それは間違いかもしれないと考えるようになりました。何もしないただ乗り学生が存在すれば,グループ・ワークは瓦解してしまうのです。何もしない学生が何も学ばないばかりか,他の意欲ある学生も腐らせてしまう結果になります。来年度のゼミの教育方針を早急に考え直す必要があるようです。

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