愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

合宿

2016年09月16日 | 運営
9月13日14日に,ゼミ生11名と共に京都にて合宿しました。例年は3年生主体で実施するのですが,3年生が積極的でないため,4年生が企画し,他の学年を誘って実施しました。行先は京都です。

マーケティングが専門のゼミ合宿ということなので,商業に関連した施設をめぐることを例年目的としています。今年度はどこに行ったかといえば,京都鉄道博物館,東映太秦映画村,伏見稲荷,四条河原町周辺商店街です。

初日は,伏見稲荷にお参りした後,鉄道博物館に行きました。JR西日本がSL操車場のある梅小路公園に今年新設した博物館です。名古屋にもJR東海が運営しているリニア・鉄道館がありますが,京都の鉄道博物館はそれよりも規模が大きく,多様な展示物があり,見ごたえがありました。新幹線から在来線までいくつもの車両を見ることができます。また,電車のパンタグラフ,底側の駆動輪など普段見ることができないパーツを詳しく見ることができます。個人的に感動したのが,隣接する操車場で,本物のSLが動いている場面です。石炭が補充され,運転手がそれをボイラーに放り込むシーンには目を奪われました。私の世代では物心ついたときにSLは実用運転していませんでしたので,貴重なシーンを見ることができました。

二日目には,映画村に行きました。東映の撮影所に併設した施設で,時代劇の舞台を見ることできます。そこで東映所属の俳優が様々なアトラクションに登場し,観客を笑わせていました。我々も時代劇でおなじみの建物の中で繰り出される俳優の芸に魅了されました。正直言うと,この映画村には期待していませんでした。映画のテーマパークUSJに比べると,古く,小さく,不便な場所にあるからです。しかし予想に反して楽しめました。

今回鉄道博物館と映画村に行くことになったのは,3年生がテーマパークの調査研究をしているからです。彼らはUSJやディズニーリゾートについては,実際にサービスを体験し,様々な文献を収集しています。しかし,それ以外のテーマパークや関連施設についてはよく知らないままです。鉄道博物館と映画村見学は彼らの研究を掘り下げる一つのチャンスになるのではないかと考え,皆で行くことになりました。

3年生に鉄道博物館および映画村について感想を聞いたところ,「どちらも面白かった,とくに映画村はテーマパークとして成立していた。事前の予想とは違い素晴らしい施設である」と答えました。何が面白さを作り出しているのか,ゼミ生たちとの会話で探り出してみたのですが,私が思い至ったのは,どちらの施設も本物が存在しているというです。鉄道博物館では本物の新幹線車両や部品が展示され,本物のSLの走行を見ることができます。映画村では,本物の俳優が目の前で芸を見せてくれます。ファンタジーの世界を見せてくれるディズニーリゾートやUSJとは違ったアプローチに接することができたといえるでしょう。

今回は,昨年と同様,4年生ゼミ長と副ゼミ長の巧みなリードのおかげで,円滑にスケジュールが進行しました。また,2年生に,関西出身で京都に詳しいゼミ生がいて,彼が現地でアドバイスしてくれたことは助けになりました。残念なのは,本来主体になるべき3年生が合宿には積極的でなく,1名しか参加しなかったことです。わずか2日間でも良い学びと交流の時間を持てたのに。今後は3年生が主体で,合宿その他の活動に全員参加し,自主的に積極的に運営をすることを望みます。

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