先週秋学期が始まりました。ゼミにおいても夏休み明けの授業を行いました。
2年生は公式にゼミの活動がスタートしました。私からは来年1月までの活動の概略を説明し,その後,ゼミ生たちで論文コンテストのための研究テーマを話合ってもらいました。皆どうすればいいのか分からないと途方に暮れたような発言をしていました。研究テーマを自分たちで決定するというのは,大学における学びの最重要課題といっていいでしょう。簡単には決まりません。大いに悩んで欲しいと思います。私からは,2年次は基礎訓練期間だから,変なテーマでも,論理性に欠けたとしても叱ったりはしないので,自分たちが面白いと思える論文づくりをして欲しいと申し渡しました。
3年生は,10月1日に名古屋マーケティング・インカレ中間発表会の運営を担当しますので,まずその業務の打ち合わせをし,当日のスケジュール表を完成させました。こちらはスムーズに進みました。そのつぎに,自分たちの研究発表内容をプレゼンテーションしてもらいました。正直言って,2カ月間進歩が見られませんでした。彼らはテーマパークの日本市場を取り上げているので,まず日本のテーマパークやその関連市場を分析せよと夏休み前に指示しました。しかし,彼らは,なぜか日本の企業の海外市場参入動向を調べてきました。私からそれはおかしいと指摘すると,何をやればいいのか分からないと彼らが訴えるので,日本におけるテーマパーク市場に関する白書が存在するので,それをまず調べるように指示し,つぎに市場の参加者の一方は消費者なのだから,消費者の消費動向を各種資料から読み取ればよいとアドバイスしました。実は白書を見るようにという指示は夏休み前に既にしています。結局夏休み中何もしなかったも同然だったことが分かり愕然としました。2か月の遅れを取り戻すことは難しいといえますが,本大会までの残りの期間寝る間を惜しんで頑張って欲しいと思います。
4年生には,卒論の執筆途中データを持ってきてもらいました。ずいぶんと進んでいるゼミ生がいる一方,ほとんど書いていない者もいました。いつも通りです。きちんと書いているゼミ生は,テーマがしっかりと自分なりに理解できています。あまり書いていないゼミ生は,その逆です。基礎知識に欠けているので,そもそもテーマが不明確なのです。もっと文献を読み進めるしかありません。知識のないまま,机の上でうんうん唸っても,何も出てきません。テーマが不明瞭,目次が不確定で,何をすればいいのか分からない時は,とにかく関連する論文,著書,記事等をたくさん集め,読むことが重要です。遠回りなようで,これが近道なのです。
なお,ゼミ生の1人は,私たちの仲間である名城大学の大崎先生が進めている「プレミアム・マーケティング」を卒論に取り上げています。大崎先生の著書を読み込み,それを批判的に検討して,日本酒市場に絞り込んで,自分なりにプレミアムの法則が出せないかと奮闘しています。大変望ましい卒論の進め方です。是非,完成した卒論を大崎先生に献上できるように頑張ってほしいと思います。
2年生は公式にゼミの活動がスタートしました。私からは来年1月までの活動の概略を説明し,その後,ゼミ生たちで論文コンテストのための研究テーマを話合ってもらいました。皆どうすればいいのか分からないと途方に暮れたような発言をしていました。研究テーマを自分たちで決定するというのは,大学における学びの最重要課題といっていいでしょう。簡単には決まりません。大いに悩んで欲しいと思います。私からは,2年次は基礎訓練期間だから,変なテーマでも,論理性に欠けたとしても叱ったりはしないので,自分たちが面白いと思える論文づくりをして欲しいと申し渡しました。
3年生は,10月1日に名古屋マーケティング・インカレ中間発表会の運営を担当しますので,まずその業務の打ち合わせをし,当日のスケジュール表を完成させました。こちらはスムーズに進みました。そのつぎに,自分たちの研究発表内容をプレゼンテーションしてもらいました。正直言って,2カ月間進歩が見られませんでした。彼らはテーマパークの日本市場を取り上げているので,まず日本のテーマパークやその関連市場を分析せよと夏休み前に指示しました。しかし,彼らは,なぜか日本の企業の海外市場参入動向を調べてきました。私からそれはおかしいと指摘すると,何をやればいいのか分からないと彼らが訴えるので,日本におけるテーマパーク市場に関する白書が存在するので,それをまず調べるように指示し,つぎに市場の参加者の一方は消費者なのだから,消費者の消費動向を各種資料から読み取ればよいとアドバイスしました。実は白書を見るようにという指示は夏休み前に既にしています。結局夏休み中何もしなかったも同然だったことが分かり愕然としました。2か月の遅れを取り戻すことは難しいといえますが,本大会までの残りの期間寝る間を惜しんで頑張って欲しいと思います。
4年生には,卒論の執筆途中データを持ってきてもらいました。ずいぶんと進んでいるゼミ生がいる一方,ほとんど書いていない者もいました。いつも通りです。きちんと書いているゼミ生は,テーマがしっかりと自分なりに理解できています。あまり書いていないゼミ生は,その逆です。基礎知識に欠けているので,そもそもテーマが不明確なのです。もっと文献を読み進めるしかありません。知識のないまま,机の上でうんうん唸っても,何も出てきません。テーマが不明瞭,目次が不確定で,何をすればいいのか分からない時は,とにかく関連する論文,著書,記事等をたくさん集め,読むことが重要です。遠回りなようで,これが近道なのです。
なお,ゼミ生の1人は,私たちの仲間である名城大学の大崎先生が進めている「プレミアム・マーケティング」を卒論に取り上げています。大崎先生の著書を読み込み,それを批判的に検討して,日本酒市場に絞り込んで,自分なりにプレミアムの法則が出せないかと奮闘しています。大変望ましい卒論の進め方です。是非,完成した卒論を大崎先生に献上できるように頑張ってほしいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます