愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

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2012年04月05日 | 運営
本学では本日より新年度の授業が始まりました。本日今年度1回目のゼミを行いました。これは正規の授業ではなくインフォーマルな集まりで,しかも春学期最初で最後の集まりになりました。

実は担当教員の青木は今年度春学期に在外研究でアメリカに滞在することになっています。春学期ゼミは閉講になります。9月の秋学期開始までには帰国する予定ですので,秋学期に集中開講(週2回開講)することが決まっています。しかし,春学期中全く何の活動もしないというのでは,ゼミ生の能力向上を阻害します。そこで,ゼミ生に自主的活動を進めてもらうことにし,渡米前に集まりを設けて,そのための簡単なガイダンスを行うことになったのでした。

3年生には名古屋マーケティング・インカレにおける研究発表テーマを考えてもらい,チーム分けをしてもらいました。3年生は商店街関係の研究を進めるチーム(5名)と,プロ野球の集客を考察するチーム(5名)にとりあえず分かれました。具体的なテーマを今後考察する過程で,5月後半の大会エントリーまでに,チーム分けを一度見直すよう指示しました。

4年生から経験談を聞くと,テーマは調査が進むうちにぶれてくること,その過程でチーム内でもめ事が起きること。さらに,5名で構成されたチームは,役割が不明確になりがちで,何もしないフリーライダーを生む可能性があり,それがもめ事を引き起こすかもしれないという意見が出ました。

その経験談を踏まえて,真剣に取り組めばチーム内で衝突が起きるのは当然で,それを前提にチーム運営をして欲しいと3年生には要請しました。ただし,衝突回避のために,へたな妥協をするのはよくない,きちんと話し合って打開策を導く努力を惜しまないで欲しいと付け加えました。

つぎに,4年生には,卒論テーマ提出予定について説明しました。7月半ばにテーマ提出を行うので,6月の末までに,卒論の構成案を作成し,執筆の見通しが立つようにして欲しいと指導しました。ただし,就職状況の厳しさを鑑み,春学期の前半は就職活動に全力投球して欲しいとも述べました。就職活動が一段落した後から取り掛かっても,昨年度の名古屋マーケティング・インカレの経験を活かせば,きちんと進めることができるはずだと述べておきましたがどうなることでしょう。なお,4年生には3年生のメンター役を果たして欲しいと要請しました。4年生は昨年度の経験をうまく伝えることができるでしょうか。

ゼミ生と教員の私との接触はSkypeとSNSを活用することにしました。対面接触なしで,どれほど細やかな対応ができるのか不明です。放り出してしまって,無責任だといわれるかもしれませんが,案外放任がゼミ生の自立を促し,考える力を高めてくれるのではないかと勝手に考えています。

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