1978年 4月 に第2期 かぐや姫 が
期間限定で
再結成された。
それはラジオ番組から
衝撃的なニュースが飛び込んできた。
南こうせつのオールナイトニッポン
からだったと思う。
確かその番組には
ミニコーナーもあって
長渕剛さんがまだ売れる前だった
アコースティックギターを弾きながら
歌うコーナーもあって、
「裸一貫 ギターで勝負」というコーナー。
結構楽しみだったなぁ…
何より それより
番組で盛り上がってきてたのは
どうやら かぐや姫 再結成する!
というこうせつさんからの
願望とも
展望とも
違う
ほぼ
決定の内容の
ニュースが発表されたことだ。
そして
発表されたのが
アルバム
「かぐや姫 今日」
つま恋75
での伝説のライブから3年
また、再結成ツアーをする
という
ビックニュースが駆け巡った。
中学三年だった僕は
正しく
かぐや姫に出遅れた世代。
リアルタイムで見ることができなくて
見過ごした出遅れた世代だった。
そして僕はコンサートデビューもこの
かぐや姫 今日
のツアーからだった。
こんなパンフレットもあり、
レコード店では
オール新曲のかぐや姫 今日
の販促が賑やかしく始まっていた。
1曲目
遥かなる想い
正やん こうせつ
のコンビでの1曲。
レコードを買って 針を下ろし
1番に聞こえてきたサックスの優しい響き
始まりを告げる
ファンファーレのような
感じが
ワクワクを増長させる。
🎶誰もが1度川の流れを変えてみたいと
若く燃えたあの日の歌がどこかで聞こえている
いいね
いいね
かぐや姫 今日だよ
トゥディだよ
ニヤけた顔で
堪能するかぐや姫のニューアルバム
1曲目は凄いインパクトだ!
🎶いつか 君を迎えに行こう
約束はできないけど
オープニングにも
エンディングにも
アンコールにも
なりうる曲だ。
さすが!かぐや姫だ。
1曲目から三重丸だ!
2曲目 わかれ道
正やんらしい
そう
正やんの歌はこれだ
風とも違う
かぐや姫というフィルターが
かかった時の正やんの作品は
やはり
どこか少し違う。
3曲目 赤い花束
パンダさんらしい
おお~これこれ!
って感じのパンダ節
ミドルテンポのパンダ節。
4曲目
麦ふみ
正やんの作詞
こうせつの作曲
このコンビは緩急自在やね
この時代に
麦ふみ……
前時代的な叙情的な世界が
こうせつさんの歌で
童謡のように
響く。
でも
暗い……
5曲目
春の陽だまりの中で
これはこうせつさんの得意なバラード
モロ ソロになってから
のこうせつさんの世界観
そのまま!
ゆったり
まったり
好きな曲です。
作詞が
喜多條忠さんだったんだ。
6曲目
A面最後の曲
センセーショナルバンド
パンダさん作詞
こうせつさん作曲
もうお祭りにもってこい
予定調和の歌。
ハイハイって感じでニヤけてくる。
7曲目
きらいなはずだった冬に
もう
これは
風の正やん
そのまま
こっちにやって来ました。
そんな感じ!
B面 1曲目の始まりにはいい感じのミドルテンポのノリがいい
サウンド志向にいきかけてる
風 の 正やん
8曲目 幸福のメニュー
少し今までのかぐや姫じゃない
世界観。
時代がフォークシーンからニューミュージックと呼び名も変わり
少しオシャレに
少し粋な感じが
タイトルとかにも反映されてきてる。
でも歌の内容は
元がえすと
はじめまして
の頃の
少しわちゃわちゃの頃と寸分かわってないのかも……
9曲目
笑いしゃんせ泣きしゃんせ
ここにも
喜多條忠さん
登用
ソロのこうせつ節
もうかぐや姫のあの頃の世界では完全になくなった。
そう!正しく
かぐや姫 今日 だと
改めてこの歌で
今を感じる
あの頃に引き戻せない
そんな感じだ。
10曲目
おはようおやすみ日曜日
正やん作詞
パンダさん作曲
ツアーライブでも
耳に残るサビのフレーズだった。
🎶おはようおやすみ日曜日
心ゆくまで眠ろう
都会がうるさ過ぎるのは
誰のせいでもないさ〜
何だか
わかったような?
分からないような?
でも
かぐや姫 今日なんだ!
11曲目
湘南 夏
今回のアルバムの中で一二の出来だ。
さすが正やん
ある意味 風 の世界観の伏線ありき
のこの作品てことでもある
情景が、ハッキリ誰にも
思い浮かべられることが
さすが正やんなんだなと感じる。
12曲目 おまえが大きくなった時
これも いい歌。
スケール感あって
幼い日に
とよく似た感じのこうせつ節炸裂
でも
かぐや姫のフィルターがかかってる
こうせつさんのソロの作品としても充分通用するけど
やはり
かぐや姫 今日!
アルバムを聞いて
ライブへGO!
だった。
予習は終わった
あとはライブを待つのみ!
そう!チケットを友達の姉さんが取ってくれて
待ちに待った かぐや姫に逢える
ワクワクが
中三の終わり卒業後の春休みに充満していた。