人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

ワンコインでフルート演奏会

2012-04-25 23:29:51 | 楽器
「あなたがいて下さるだけでー私はうれしい」
こういう無償の愛の言葉を聞くと、思わず立ち止りませんか。

廊下を歩く音、本を読む気配・・・
あなたがいてくださる。

一度、云われてみたい。



今日、京都コンサートホールで、会館主催の「音楽ア・ラ・カルト」
というコンサートを聞いて来ました。

朝、病院へ行って、食道の内視鏡検査結果を聞く。
「異常はありません」 m先生のうれしい声を耳に残してホール
へ急ぐ。

ホール会館長の田隅靖子さんがお話とピアノの演奏。
この日はフルートデイ。

4人の男性フルート奏者による「フィガロの結婚序曲」などが演奏された。
バスからピッコロまでのフルートを駆使して、持ち味はややコミカルな演奏。

4人は大学時代、田隅館長は教授という関係だったという。
しっかり学んでいるから、演奏はうまいし、作曲もお手のものだ。

「アルルの女」よりメヌエットは、フルート入門の動機付けno1とか。
私もそうだった。たまに吹くが余りの下手さで、理想とはいつも遠いと
ころにあるものだと感じる。
日本人のファンが多いというドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」。
楽譜を見たら、めちゃ難しい。私には手品だ。
こういうのを、すらすら吹ける音楽家は、どれだけ練習を積むか。
若手演奏家を見るといつも思う。フルート一本で将来も立って行こうとする
意気はすごい。



入場料500円。ワンコインでこうしたコンサート、年に何回か開かれる。