人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

人前で笛を吹くということは

2015-09-27 22:18:22 | 80はミステリーゾーン
私の数少ない自慢の一つは、京都コンサートホールで演奏
したことだ。

演奏と云っても、男性合唱団の伴奏楽器でフルートを吹い
てほしいと、女性でフルート仲間の先輩が連れて来た合唱
団の指揮者に頼まれたことだった。



当時私は73歳、フルートはまだ3年目の未熟もの。人様
の前で吹くなんてだいそれたことはようできんと最初断った。

しかし、合唱団が歌う曲は日本の民謡や古い歌で簡単な曲
だからと云って楽譜を渡された。

フルートの先生は「楽譜を受け取ったら、もう断られへん
で」と云った。

「仕方ないか」と出演をOKした。



「砂山」「菩提樹」「野ばら」「この道」・・・
これならなんとかなるわ。

甘かった。

「京の町衆のHISTRY」という曲はスメタナとドボルザーク
の大曲を合唱用に編曲したものだった。

私の技よりはるかにバーの位置が高かった。




上越でフルート教室 練習再び

2015-09-27 04:05:54 | 80はミステリーゾーン
上越で再びフルート教室に通うことになった。

通うといっても、2か月か3か月ごと半月くらい
上越に行った時に、新しい先生に教えてもらう不
定期なレッスンだ。

先生を紹介してくださったのは、千葉県でフルー
ト工房を開いているYさんだ。Yさんは前に上越
におられたころからのお付き合いで、楽器の調整
をしてもらっている。フルート雑誌にも出てくる
技術の持ち主である。


新しい先生は地元の出身。音楽大学を出てから留学
された気鋭の女性フルーティスト。


私は70歳でフルートを習い始めたが、がんでレ
ッスンは5年のブランクがある。

今さらフルート教室に通ってどうするんだ、と問
われれば、好きな趣味に年齢は関係なしと答えよ
う。

先生の生徒さんに80歳がいると聞いて
「お、いた」と感激した。