人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

チェロ、クラリネット、ピアノによる

2016-11-06 22:21:47 | 80はミステリーゾーン
紫野のアトリエ・ワムの演奏会はモーツアルト
を離れて、シューマン,ブルッフ、メシアン、
ブラームスらの作品を曲目に選び、ワム初めて
というクラリネットが加わった。

毎回50人くらいのお客さんが、詰めかけ、部
屋は満員。換気のため、主がピアノの下に這い
つくばって移動する。変だが、満員の部屋を見
れば納得する。


例によって、今日は演奏者でもある河野さんが
作品について、作曲者について解説するが、今
日も面白い話であった。

メシアン(1992~1920年)の「世の終わりの
ための四重奏曲」は、戦争に行っていた作曲者
が、死を思ったことで生まれた音楽という説明
に納得。

メシアンについて、クラリネットの小谷口さん
も「演奏者も観客もすごく緊張するから」との
前ぶれに聞く前から身構えた。

河野さんのチェロは、音色がすごかった。きれ
いも美しいも全て表現してもよい。それにお腹
に響くような低音。

これに京響主席クラリネット奏者、ピアノの河
野夫人が加わる贅沢なトリオ。


へえ、そうなのか。クラリネットはビブラート
奏法をしないってこと。
アットホームな演奏会は、いろんな勉強できる
から値打ちがある。