接骨院のトレーニングに、私と同年齢
の男性が久しぶりに現れた。
同輩は以前、自転車こぎをしていたの
だが、いまはマッサージ専門の患者さ
んに。
「おや、珍しい」
「たまに、足鍛えんとなあ」
ところが、ランニングマシーンにスイ
ッチを入れて、低速で歩き出したが、
「あかん、足が上がらへん」
同輩の足は相当弱っているみたい。
「道で、ゆるゆる歩いている」
こっちの心配を見こしてつぶやく。
私がいうより先、同輩はマッサージの
先生たちに、運動を勧められているよ
うで、
「続けんとあかんな」
同輩は納得顔。
そやで、私は毎日接骨院に通ってトレ
ーニングを続けているが、老いの風は
運動を通り越す。
それでも、「せんよりましや」
の男性が久しぶりに現れた。
同輩は以前、自転車こぎをしていたの
だが、いまはマッサージ専門の患者さ
んに。
「おや、珍しい」
「たまに、足鍛えんとなあ」
ところが、ランニングマシーンにスイ
ッチを入れて、低速で歩き出したが、
「あかん、足が上がらへん」
同輩の足は相当弱っているみたい。
「道で、ゆるゆる歩いている」
こっちの心配を見こしてつぶやく。
私がいうより先、同輩はマッサージの
先生たちに、運動を勧められているよ
うで、
「続けんとあかんな」
同輩は納得顔。
そやで、私は毎日接骨院に通ってトレ
ーニングを続けているが、老いの風は
運動を通り越す。
それでも、「せんよりましや」