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長持ちするガット いつが換え時か

2012-12-01 23:02:07 | ソフトテニス
最近テニスで、ボールの勢いが無くなった。これも
年のせいか思ったが、長くガットを張り替えていな
かったことに気付いた。

いや、待てよ。見た目、ガットはまだ使える状態だ。
果たしてガットはどのくらい持つものか。使用期限
はどのくらいだろうか。食品でいうところの賞味期限
だ。

これは機関誌FSTに使えるぞ。

それで、いつもガットを張り替えてもらっているテニ
スボーイのSさんに最近のガット事情を聞いた。
そして、いつごろがガットの換えときか尋ねた。

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Sさんは、国道24号沿いに店を構えて27年という。
主にガット張りが仕事。ラケット・ガットの専門家だ。
自身、軟式テニスから硬式にテニスに移行したが、い
まもコートに立つ現役である。

昔、我々のテニスは鯨筋のガットを使っていた。ラケ
ットはカワサキ、フタバの時代だ。

2人の思い出が一致したところでは、その当時のラケ
ットはもちろん木製で、力の強い腕力のある選手が主
流であった。

力の強いものが早くて威力がある球を打てた。

その後、後発のヨネックスやミズノ、ダンロップなどがラ
ケットの分野を席捲し、カワサキは姿を消す。

同時にガットの材質もカーボンに時代になる。

ラケットは硬式、軟式ともに改良を重ねて、テニスの内
容を換えるくらい進歩し、今日に至る。

ラケットはどんどん軽くなり、硬式でもなんと230Gクラス
があるという。女性も楽々使いこなせるので、人気のテニ
ス教室時代へとつながっている。

ちなみに私のラケットは260Gで、これが普通の部類に
入るそうだ。


ガットもラケットの進歩と歩調を合わせるように、弾力の
ある、いつまでも使えるものに成長した。

昔、使っていた鯨筋のガットは雨に弱かった。雨の日に
鯨筋を使おうものなら、すぐだめになった。


さて、テーマの「ガットはどのくらいもつか」。

Sさんが云うには、ガットは張り替えた時が一番状態がよい。
”ならし運転”は不必要、という。
さらには、私ら年寄り、おっとシニアや女性が使う分には
滅多に切れることはないので、使おうと思えば、いつまでも
ということらしい。

ただし、使えるだけで、ガットも次第にへたって来る。そう
なると弾力性が失われる。それが賞味期限だ。

より強力な球を打ちたければ、2,3か月ごとに張り替える。
せめて半年経ったら張り替えることをお勧めする、とSさん
は云っていた。


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